空気を入れて膨らませる携帯型坐蒲(坐禅座布団)がすごい!
曹洞宗と臨済宗の坐禅(座禅)には、大きな違いがいくつかあります。下はほーりーのトークライブ資料『宿坊でできる7つの修行』より。お寺によって違いもありますが、大体こんな感じです。
そして今回の話題は座布団です。臨済宗は通常の四角い座布団を、二つ折りにして使うことが多いですが、曹洞宗は丸い形をした坐禅専用の座布団(坐蒲)を使用します。
これが、その坐蒲。
それでまあ、見ればわかると思うのですが、これが結構かさばるのですよ。
坐禅は腰の位置を少し高めにして坐らないと安定しない。しかしそうすると必然的に坐蒲は立方形に近づいていく。スペースのたくさんあるお寺なら良いかもしれませんが、個人が持ち運ぶには不便です。
そこで坐蒲をもっとコンパクトにできないか。寺社コンでも禅体験をご指導頂いた曹洞宗僧侶の藤井隆英さんが、面白いものを開発し始めました。
その名も『zafuざふ』。携帯型空気坐禅座布団です。
それで今回、このzafuざふ制作とこの座布団を用いた安楽坐禅法を広めるためのクラウドファンディングが行われます。ということで、藤井さんからメッセージを頂きました。
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「安楽坐禅法」とは、安らかな身体と心を保ち、生き生きと生きていけるようになっていくための、手軽に始められる坐禅法です。
「zafuざふ」とは、携帯型空気坐禅座布団です。坐禅時だけでなく、坐り作業時や「zafu」エクササイズなど、多くの用途で使用できる座布団です。
「安楽坐禅法」は、現代人にとっての大いなる助けになると考えています。「zafuざふ」が製作され、「安楽坐禅法」が広がり実践者が増えることで、禅の安楽を体感し、日々安らかで健康な方が増えていくこと。そして個々の安楽の広がりにより世界が平和に導かれていくことを信じております。
「zafuざふ」を使用し「安楽坐禅法」を実践していただくためのクラウドファンディング。是非サポートをよろしくお願いします!
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ちなみに藤井さんのご著書はこちら。
身体と心をととのえる禅の作法 藤井隆英 著 |
ご興味ありましたら、ぜひ以下のサイトに詳細がありますのでご覧下さいね。