ダブルアーツ
たまには、漫画の話題など。
今週発売されていたジャンプの新連載『ダブルアーツ』
なんていうか、たった一話でやられました。
これほど胸に迫った漫画は久しぶりかも。
どんな話かというと、致死率100%(?)の
とんでもない病気「トロイ」が猛威を振るっている世界で、
トロイを(完全にではないですが)治すことができる少女と、
トロイにかからない身体を持つ少年の冒険譚です。
物語のスタートは、少女エルレインがトロイの治しすぎで
自分自身にトロイが発症して倒れるところから。
そこに現れた少年キリがエルレインに触れている間だけ、
なぜか発作が治まります。
つまり、二人はずっと手をつないでいないといけない。
なんだか、これだけでワクワクする設定ですね(^_^)
といっても引き込まれたのはそんな外面の設定ではなく、
この設定をうまく使った心と心のぶつかり合い。
自分の夢を叶えるために、死を受け入れようとする少女と、
夢を叶えたいのなら、生きろと訴え続ける少年。
細かな言葉の端々から徐々に情感を高めていく絶妙さは、
ホント、まだ第一話なので、興味あればぜひ読んでみてほしいです。
第一話がこんなにすごかったので、
途中でしりすぼんで打ち切りなんてことがないよう、
切に願ってしまいます。期待していますぜ。
そうそう。
二人はこれからトロイの研究所に向かって旅をするようです。
というわけで、このブログのテーマとつながったところで、
気になった漫画のお話でした。