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檀家がゼロから500軒までに増えたお寺開山記『みんなの寺の作り方』





 みんなの寺の作り方―檀家ゼロからでもお寺ができた!

 天野 和公 著

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この本は夫婦二人でお寺を作り、
檀家がゼロから500軒までに増えた『みんなの寺』の開山記
です。

そして今年行わせて頂いたお寺の奥さん向け講習会。
その資料を作成するに当たって、
ある意味で最も参考にさせて頂いた書籍でもあります。

(思わず仙台まで、直接取材しに行ってしまったほどに)

著者はみんなの寺・坊守の天野和公さん
本の中には「スーパー坊守になりたい」という宣言文がありましたが、
その言葉通りにとてもパワフルな方でした。

みんなの寺のスタートは、
住職(当時はまだ住職ではありませんが)の
天野雅亮さんが出会って2回目の和公さんに
「一緒に、お寺をつくらない?」とプロポーズしたところから始まります。

そこから始まる二人のお寺作り奮闘記。
家族の反対、お寺社会からの反発、
周りからは笑われながらも必死に駆け抜けた新寺開山。

そして生み出された仏教交流拠点、みんなの寺。

私が本書を読み、仙台まで直接天野さんにお会いしに行ったのは、
お寺をゼロから作ったお二人の想いと実行力に、
まさにお寺の原点があるのではと思ったから
でした。

作られて何百年、あるいは千年以上経つ古刹にも、
そのお寺が生まれる背景とそこに携わったお坊さんの想いがあったはずです。

また、檀家500軒は珍しくないでしょうが、500軒増やしたとなれば別です。
ましてやゼロからのスタートというのは、ほとんど奇跡と言ってもいいかもしれません。

もちろん数字だけではなく、
「いつでも誰でも自由に立ち寄れる」というコンセプトも胸に響きます。

本書の冒頭と最後は、同じようにお寺を開きたいお坊さん(や、お坊さん志望者)に向け、
お寺を作るとはどういうことか、どんなリスクや覚悟が求められるか。
そしてそれでも志ある方には挑戦してほしいと書かれています。

しかし本書はそうしたお寺を開くことに興味がある方はもちろん、
お寺の成り立ちや葬儀、仏教の社会的役割、経済環境や運営面など、
様々な形でお寺と関わる方にもオススメ
です。

そして何より人間ドラマ。
熱い想いでぐいぐい突き進む天野夫妻の生き方には、
お寺と関係ない方でも勇気づけられると思います。

何百冊とお寺関係の本を読んでいる私ですが、
その中でも特に心に響いた名書のひとつでした。





 みんなの寺の作り方―檀家ゼロからでもお寺ができた!

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みんなの寺のつくり方

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