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西本願寺の仏教プレゼン大会。足震わせながら、お坊さん達をあおってきました

京都・西本願寺さんで行われた仏教プレゼン大会で、講演させて頂きました。

西本願寺と言えば浄土真宗本願寺派の本山。日本で一番大きな宗派組織であり、200人くらいのお坊さんを前に話をさせて頂くという、ありがたいやら驚くやらのご縁でした。

何度もお参りしているお寺ですが、講師として呼ばれると、お堂の大きさもいつもと違って見えますね。いやー、ほんと。こんな巨大なお寺で講演させて頂くとは、人生がどの方向に向かっているのか、さっぱり分かりません。

特に私の場合は臆病な性格なのに、お坊さんを前にした講演は多少あおり気味なので。

阿弥陀さま。親鸞さま。お坊さん方に叩き出されないように、一日の無事を見守り下さいませ。

西本願寺

と、私の内心のプレッシャーはおいといて。

この『仏教プレゼン大会』を企画したのは、「生まれたての赤ちゃんから、40歳未満の方々」に、お寺とのご縁を持って頂こうと開設された「子ども・若者ご縁づくり推進室(キッズサンガ)」さん

組織名からも分かる通り、これまでお寺があまりご縁を持つことができなかった子供や若者を対象に活動している6名がプレゼンテーターとして登場です。

その顔触れは、こちら。

西本願寺仏教プレゼン大会

私以外の登壇者のプロフィールは、イベントの事前告知記事でまとめていますので、そちらをご覧下さい。

ちなみに担当された方のお話では、「法衣を着ていない人を必ず一人入れたい」という希望があったとのこと。そして白羽の矢が立ったのが私でした。

そんなわけでなのかどうなのか、順番も僧侶3名、学生僧侶2名、そしてラストが私です。いや、だから私の講演はあおるんですってば。一番最後で雰囲気悪くなって終了とか、怖いですよ。

まあ、ちょっときついこと言いながら希望も見せつつ、落としどころを取りに行くという講演技術も、あちこちでお坊さん達を前にお話させて頂きながら身に付けたワザです。そして登壇者唯一の非僧侶としては、仏教的に正しいかより、外から見えるお寺の姿を真正面から語ることへの期待も感じ取っているのです。

なので、言いたいこと、伝えたいことを全部話して、後は当たって砕けろ的な心づもりで当日を迎えたわけですが。

でもですね、講演中に知り合いのお坊さんが、「本願寺派のすっごいえらいお坊さんが来てるよ」なんて教えてくださるものだから、そういう方の地雷とか踏み抜いちゃったらまずいなーと、冷や汗出てきたり。

まあ、しかたない。言っちゃいましょうということで、講演中に「殴られる覚悟で言いますが、浄土真宗の中心にあるものは阿弥陀様でもお念仏でもありません」と、言っちゃいました。

仏教プレゼン大会の会場

もちろん仏教的には正しくないのでしょうし、お坊さん達が心の底から大切にしているものを足蹴にしかねない危うさも承知の上なのですが、お坊さんだとお念仏の絶対性があまりに強すぎて、視点を変えた発言はものすごく言いずらいだろうと感じていたのです。

さらに私が外から目線で考える浄土真宗は、親が亡くなったらお寺を建てようという人しか仏教にアクセスできなかった時代に、南無阿弥陀仏で良いよ、みんな救われるんだよとお寺の外にいた人たちに説いた親鸞さんのお姿なわけです。

その時にスクリーンに出したのが、こちらの図。

小さな階段をたくさん作る

私は親鸞聖人はこの階段の一番下を作りにいった人だと考えていて(その部分にめちゃくちゃ共感していて)、だからこそ浄土真宗さんにはこのポジションをしっかり見てほしいし、今回のキッズサンガさんの活動には期待大なのです。

だって現時点では、「お念仏」より「座禅」の方が、よっぽどこの階段の下部分をフォローしているわけですしね。

そしてここからは私が行っている活動(宿坊創生プロジェクト、仏前結婚式盛り上げ企画、都心の樹木葬、お寺の漫画図書館の4つを紹介)について、この階段の一番下にあるものがなんで、どういう階段をたどって仏教にたどり着くかを説明させて頂きました(これらの階段は、長くなるのでまた別記事でまとめます)。

紹介遅くなりましたが、今回の講演タイトルは『小さな階段をたくさん作る』というものなので、実はお念仏の心って、この階段の一番下にも通じませんか? 浄土真宗って他宗に比べても敷居が高いので、入り口を広げてみませんか? というのが、私が言いたかったこと。

で、最後に私が見に行ったキッズサンガさんの活動も一つ紹介。これは京都と東京で行われた、若者の悩みをみんなで考えるシンポジウムです。階段の2段目はパネリストの肩書きですが、HIV診療の第一人者やAVが間違った性の教科書になっていることに警鐘を鳴らす、実はものすごく硬派な方々です。

イマドキ思春期の悩みとモヤモヤ

一番下には「エロ」という人間の根源的な階段を配置して、そこから真面目なシンポジウムにつなげていく。そしてこうしたことを通して問題に悩む人や解決に取り組む人と一緒に歩むお寺を作れば、私はきっと仏教やお念仏にもつながっていくと考えています。

講演後は懇親会もありましたがおおむね好評を頂けたようで(とはいえ不評だった人も、わざわざ言ってはくれないでしょうが)、中には私がびっくりするくらい絶賛の言葉を下さる方も複数いたので、勇気出してぶち当たってきた甲斐がありました。

なので、まあ。何が言いたいかというと、西本願寺での講演は、すんげー緊張したというお話でした。ちょっと燃え尽き症候群。

ちなみに私が浄土真宗に感じる敷居の高さは、お隣の東本願寺さんでお話させて頂いた時の講演録に詳しく載っています。こっちはソロで長い時間話をさせて頂いたので、今回の講演よりもさらに細かく丁寧にあおってますよ(pdfファイルです)。『お寺は外からこう見える ~浄土真宗編~』

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