田中ひろみさんが高野山のコミックエッセイを出版されました。
高野山と言えば日本でも最も宿坊が充実している仏教都市。私も何度も出かけていますが、幾ら歩いても飽きない街です。
そんな高野山をテーマに人気イラストレーターの田中ひろみさんがオールカラーのコミックエッセイ『真言密教の聖地 高野山へ行こう! 』を出版されたということで、これは早速とお話を伺ってきました。
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来年2015年に開創1200年を迎える高野山のことを、オールカラーのコミックエッセイで楽しくわかりやすく描きました。
「高野山のコミックエッセイ」をということで、実は高野山だけで一冊の本になるか不安だったのですが、描き出してみると描くことがいっぱいあってページが足らず1冊では描ききれませんでした。
高野山には何度も行きましたが、年末からお正月にかけても高野山の宿坊に泊まりました。雪で覆われた高野山は何ともいえぬほど美しかったです。
年末年始の行事で、雪の壇上伽藍で行われる松明行道と明神社への御弊納めが幻想的でとてもよかったです。
いろんな体験もしました。阿字観や、授戒や、写経などなど。また、結縁灌頂の儀式も参加しそのことも、詳しく描きました。
1番力が入ったのは、私が大好きな仏像がたくさんいる霊宝館ページ。八大童子も大好きですが、私が1番好きなのは深沙大将。耳までさけた大きな口に、象の顔が付いた皮の半ズボンとドクロのネックレスが似合って格好良いい像。
仏像に熱くなりつつ、もちろんスーパースター空海(弘法大師)のことも真言密教のことも描きました。ぜひ読んで下さい。
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ということで、ご興味ある方。ぜひお手に取ってご覧くださいね!
真言密教の聖地 高野山へ行こう! (単行本) 田中 ひろみ 著 |