2017年は運慶と快慶が来るぞ! 仏像好きは手帳にチェック!!
飛鳥時代の鞍作止利(くらつくりのとり)、平安時代の定朝(じょうちょう)、江戸時代の円空・木喰、近代に入ると高村光雲や西村公朝など、日本には各時代を代表する名仏師がたくさんいますが、ネームバリューにおいて、鎌倉時代の運慶・快慶は飛び抜けた存在ではないでしょうか。
そして今年はそんな運慶と快慶をクローズアップした企画展が、東西で開催されます。これは仏像好きなら要チェックですね!
まずは春。奈良国立博物館で快慶展が開催!
奈良国立博物館では『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』展が開催されます。熱心に阿弥陀如来を信仰した快慶の素顔を紹介するかのように、奈良・東大寺や西方院の阿弥陀如来が登場します。
また、先日私が出かけてお参りした滋賀・石山寺の大日如来坐像も出展されるようです。
会期は4/8(土)~6/4(日)まで。これは注目したい企画展ですね。
そして秋。東京国立博物館で運慶展が開催!
続いて秋は東京国立博物館で運慶展が開催されます。この企画は興福寺中金堂再建記念特別展として開催されます。
そして運慶は自身の仏師としての腕も超一流ながら、慶派を率いたリーダー的存在感でもずば抜けています。この企画展では運慶の父・康慶、実子・湛慶、康弁ら親子3代の作品を揃えるようですので、一門の長としての運慶の顔も見られるのかもしれません。
会期は9/26(火)~11/26(日)まで。こちらも要注目ですよ。
あと、画像の無著菩薩立像。うちの妻がビートたけしに似ていると言っていて、不覚にも同意してしまいました。
ということで、、、
ツイッターでも、この両展に対する期待の声が上がりまくっていますね。
奈良博では快慶展、東博では運慶展かぁ。
両方行きたいなぁ。— なおきち♀ (@naokichi0401) 2017年1月8日
春の奈良博での「快慶展」と秋の東博の「運慶展」、どちらもとても楽しみである。
— hikota (@hiko_ta) 2017年1月5日
東で運慶展、西で快慶展…(゚A゚;)ゴクリ
— モネ( ͡° ͜ʖ ͡°) (@monet_1202) 2016年12月12日
これはワクワクしてきました~。