座禅とセロトニン神経
今、私が感心を持っているキーワードの一つに、
セロトニン神経があります。
以前ライターとして関わった『きもちいい! 仏教』の中で、
生理学の教授のインタビューが掲載されていましたが、
ここで紹介されていたのが「セロトニン神経」でした。
セロトニン神経とは何か?
簡単にお話しすると、これは精神を安定させる脳内の神経です。
痛みや不安(ノルアドレナリン神経)を抑制し、
逆に興奮状態(ドーパミン神経)も抑える働きがあるのだそうです。
そしてこのセロトニン神経は生命活動のリズムにより活性化されます。
つまり座禅の呼吸法は、そのままセロトニン神経を活性化させる働きがあるのです。
このセロトニン神経については、わたしもまだまだ情報を集め始めたばかりです。
研究成果については随時紹介できればと思いますし、
また逆にお詳しい方がいらっしゃっれば、是非お話も伺ってみたいです。
座禅を生化学的観点から始める方もいらっしゃいます。
このブログではこんな視点からも、座禅を考察していきたいと思っています。