宿坊研究会が20年目に入ったので、やりたいことをまとめてみた
宿坊研究会が20年目を迎え、前回はこれまでを振り返った記事を書きました。
宗教に関わるだけで危険人物扱いされたり、お寺で婚活イベントを開いたら罰当たりとののしられたり、会社を辞めたら親から勘当されかけたり。いろんなことがありました。
ということで下の写真は大阪・全興寺の地獄の釜の音が聞こえる石に顔を突っ込むほーりーです。穴があったら入りたい。
そしてこれから新たな20年を歩めば、またいろんなことは起こりそうですが、今回はこれからやっていきたいことを宿坊研究会の方針としてまとめてみます。
宿坊研究会がこれからやりたいこと
1.お寺のリピーターにつながる情報を増やしたい
ここ最近、お寺のイベントが急激に増えてきました。
修行体験の敷居は低くなりましたし、宿坊の認知度も高まりました。お坊さんと話す機会もあちこちで作られています。
その意味で言えば、仏教へのファーストコンタクトはひと昔前よりも格段に気軽になっています。
一方でお寺の方からよく聞く言葉として、みんなちょっと体験するだけで満足しちゃうというものがあります。私はこうしたライトな人も大切と考えていますが、同じくらいに「ちょっとだけでは満足できない人」を増やすことも必要と感じています。
なのでここからは一歩進んで、お寺に来た人がステップアップできる場が作られていけばと考えています。
そしてそのために必要なのは、月に一度以上のペースで行われているお寺イベントの紹介です。坐禅会と写経会を中心にこれまで500ヶ寺以上は紹介していますが、引き続き情報をまとめることに力を入れていきます。
宿坊研究会は寺社のコミュニティ促進に力を入れることにしました
2.寺社を次世代に残したい
人口減少社会が本格化するにあたり、寺院消滅という言葉もリアルに迫ってきました。
このままだと、ほーりーの大好きなお寺や神社がどんどん消えてしまいそうなので、ちょっとでもその流れを変えることに力が使えたらと考えています。
まあ、これは高い高いハードルなので、ほーりーの人生を全てぶち込んでもできることはわずかですが。
それでも、現在力を入れている宿坊と樹木葬を核に、挑戦の歩みは続けていきますよ。もしもこうしたことにご興味あるお坊さんがいましたら、ぜひご連絡くださいませ。
3.神社活性化に力を入れたい
どちらかと言えばお寺での活動が多いほーりーですが、去年は東北で神主さんの前で『神社と人をつなぐ7つの要素』を講演させて頂きました。
これを機に、また少しずつ幾つかの神社や神主さんとのつながりも増えています。
御岳山(武蔵御嶽神社)での婚活講師も続いていますし、お寺以上に苦しい神社活性についても話すことが増えています。
宿坊研究会では先日、お守り研究会をワードプレス化し、宿坊研究会にジョイントする形で移行しました。次は縁結び神社研究会の移行も行う予定です。
これから神社情報も、積極的に増やしていけたらと画策しています。
4.ライフステージを考えた活動を増やしたい
10代から寺社旅を開始して、20代で宿坊研究会を作ったほーりーも、いつの間にか40代になりました。
そこでアグレッシブに挑戦する部分は残しながらも、人生のライフステージが変わったことは、旅活動にも反映していくつもりです。
先日、7年ぶりに復活させた、45歳以上限定寺社コンもその一つです。
また介護や健康、エンディング関連など、20代の頃にはピンとこなかったものに対しても、少しずつ理解が深まってきています。
高齢化における問題は、これからどんどん出てくることが予想されます。それらに対してもアクションしていきたいですね。
ということで、、、
他にもいろいろやりたいことはありますが、今後しばらくの方向性としてはこんなところでしょうか。
まあ、大原則としていろんなお寺や神社に行きまくりたいというのが、旅人ほーりーの欲求です。本当にそれ以外の遊びはほとんど知らない、うぶで無垢なアラフォーになってしまいました。
去年まで6年間、東京の府中市(東京競馬場は徒歩圏内)に住み続けたのに、競馬は一度もしませんでしたしね。まあ、そんな人生でいいやということで、よろしくお願いいたします。