川越祭り
小江戸『川越』に伝わる伝統の川越祭り。
十数台の山車が街を曳き回されるこの派手なお祭りに、先週出かけてきました。
この川越祭りを見てきたのは2回目ですが、これがもう本当にすごいのなんの!
高さ8M。重量5tにもなる山車が、何十人もの手で曳かれていく姿は圧巻です。
古い山車は江戸時代から伝わり文化財にも指定され、それが今も現役で動いているのです。
そして(電線の多いところでは引っ込められますが)
最上段に神像が飾られ、これがまた威風堂々と街を見下ろしています。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)や木花咲耶姫(このはなさくやひめ)などの
神話の神様。牛若丸や弁慶、徳川家康などの歴史上の人物達。
すっくと立っている姿は、本当にかっこいいの一言です!
さらには笛や太鼓の音と共に踊る白狐やひょっとこ、おかめ、獅子。
山車と山車が街中でぶつかると、急遽踊り合戦まで繰り広げられ、
あちこちで嫌でも盛り上がってしまいました。
そして夜。
辺りが暗くなると山車に取り付けられた提灯が光って、ますます幻想的な世界です。
光と、音と、熱気と、喧噪と。もうあのお祭り騒ぎは本当に、夢の中のようでした。