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ネガティブ思考に至る過程が学べた小池龍之介さんの『考えない練習』





 考えない練習 (小学館文庫)

 小池 龍之介 著

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人間には三つの基本煩悩がある。怒り、欲、迷い。これらとの付き合い方を解説した本です。

本書ではその解決策として、五感に自覚的になることを提唱されています。

いま自分は五感のうち、どれを使っているか。考える度合いより実感する度合いをぐーっと増すと、考えや雑念は静まっていく。それがこの本が伝えていることでした。

私が特に衝撃を受けたのは、「ネガティブな考えごとは刺激的」という言葉です。

人は同じタイプの情報がインプットされ続けると、他の刺激を求めたくなる。そこでより強い刺激を求めて、ネガティブ思考に走ってしまう。この思考という病をどうするか。タイトルの『考えない練習』は、まさにこれを解決するための実践法を指しています。

後半は話す、聞く、見る、書く、読む、食べる、捨てる、触れる、育てると、それぞれテーマごとに考えない練習法を解説されています。

私が気になった内容を、以下にメモとして残しておきます。

【話す】
 話す時は常に自分の声に耳を傾けておく
 早口になっていると気づいたら、途中で一泊おく。
 嘘をつかない

【聞く】
 普段から音を立てないで動作する
 風の音にフォーカスをあててみる
 話を聞く時は、相手の声音や速度、呼吸の変化といった情報に注目する

【見る】
 大きな刺激のあるものを視界に入れるのは避ける
 自分の視界が自分の移動とともに細かく変わっていく様に注目する
 心が乱れそうになった時、いったん視界を遮断して、心の動きに集中する

【書く・読む】
 ブログには誰かに認められたいという、煩悩を育てる側面がある
 メールでは、なるべく相手の自我を刺激しない
 携帯電話のチェックを減らす

【食べる】
 味わいや食感を、しっかり感じる
 
【捨てる】
 ものを一回一回、片づける
 覚えていられないものが増えると、自己統御力が減っていく
 あえて「捨てる」ということが、心の訓練法として有効

【触れる】
 暖房や冷房は、自分の意に沿わないことを強引に直そうとする心のクセがつく
 身体に支障をきたすほどの暑さや寒さでない限り、右往左往しない
 刺激の入り口で集中して感じ取ることで、不快を生むデータ処理をしなくてすむ

【育てる】
 優越感からくる同情や、思いやりとかけ離れた心配はセーブする
 思考と言葉と行動を律することによって、心が乱れていくのを防ぐ
 降伏する勇気を持つ

著者の小池龍之介さんは、ベストセラーを連発している人気のお坊さんです。
この本もとても分かりやすく、日常ですぐに実践できる内容が満載でした。





 考えない練習 (小学館文庫)

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