熊野なの(1)
3泊4日で熊野に出かけてきました。
那智大社、速玉大社、本宮大社と熊野三山をそれぞれ巡ってきましたが、
まずは1日目の那智大社です。
熊野古道の風情が色濃く残る大門坂を登ると、
お土産物屋などを経て那智大社、青岸渡寺に到着します。
那智大社では平安時代の貸衣装を着た女性が歩いていて、とっても素敵!
それに熊野の原生林が山々に見渡せて、見晴らしも最高でした。
青岸渡寺は西国三十三観音の一番札所。
秀吉が再建し、桃山時代の様式を残す建物です。
薄暗い堂内には木造の重厚な空気が満ちていて、雰囲気良かったです。
また次の日の朝5時からお勤めがあり、観音経を唱えたり、
お供え物のお下がり(お菓子やミカン)を頂いたりしました。
さらにちょっと歩くと日本三名獏の一つ、那智の滝。
これは遠くからでも見ることが出来、
だんだんと近づいていくとそれだけ視界の中で大きくなっていきます。
落差133Mの滝は、もう迫力満点です。マイナスイオンで癒されまくり!
もうずっと見ていたい景色でした。
もちろん宿泊は青岸渡寺の尊勝院。
こちらの感想はサイト上の尊勝院紹介ページに譲りますが、
宿の方が温かい、素敵な宿坊でした。
それにしても、いつか那智の火祭りを見てみたい。
普通の日に行ってもあれだけ自然崇拝のダイナミックなパワーが感じ取れるのですから、
これでお祭りの日となったらどんなことになってしまうのか!
遠くて簡単には行けないところが、難点なんですけどね~。