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お坊さん達の改革が伝わる、應典院での寺業再興セミナー

應典院での寺業再興セミナー

先日、大阪の應典院で行われた寺業再興セミナーを聴講してきました。

寺業再興。お寺の事業を考えようというこのセミナー。
コーディネート役を務めたのは秋田光彦さん

お寺の本堂を舞台として開放し、演劇や映画、音楽ライブなど、
様々なイベントを開催している應典院の代表です。

また登壇者にはお坊さんがお寺の運営を学ぶ「未来の住職塾」主催の松本紹圭さん
NPOと経済を研究してきた深尾昌峰さん
大手証券会社で宗教法人を観察してきた塚嵜智志さん
とっても豪勢なメンバーでした。

お寺で事業(寺業)というと「なになに? お寺が金儲け?」という印象を
覚える方もいるかもしれません。

しかし私はお寺が経済社会に起こしていくアクションは、
今後の日本にとってももっと言えばお寺と関係を持たない私たちの生活にとっても、
非常に重要になると予想しています。

お寺という基盤や仏教という生きるノウハウ集を用いて、
今の日本に山のように積まれた問題にアプローチしていく。

その活動を継続していくためにもお金は大切な役割を果たします。

あと30年すれば、檀家制度はほぼ壊滅状態でしょう。
“従来の”お葬式と法要で残っていけるお寺は、ほとんどなくなると思います。
(お葬式や法要を真剣に見つめなおして、新たな形を提案できるお寺はこの限りではありません)

しかし「お寺が生き残るため」ではなく、
周りの人間を助けたいがために心血を注ぐお寺であれば、
結果的にお寺も生き残っていくことはできます。

私はお寺が好きなので、できるだけ生き残ってほしいと思いますが、
何もしないお寺まで生き残らせようとすれば日本が滅びます。

逆に全国に8万近くあるお寺の1割でも、
それぞれが見つけた課題解決を目指して取り組めば、
日本にとってお寺はものすごい財産
になります(あとの9割が滅んでも)。

こうしたセミナーをお聞きすると私たち一般の人間にとって、
日本のお寺はつくづく矛盾の中に位置づけされてしまっているなと感じます。

「吾れ唯だ足るを知る」的な仏教に、もっとほしいを象徴するお金は触れないでほしい。

でも、お寺はもっと一般の人に開かれるべき。
苦しい私の人生を救ってくれるべき。

お寺が存続するのにも、人を救うためにも、お金は絶対に必要なものなのに。

これは私の考えですが、
お寺はお金儲けを明言した上でお金の還元を約束することが、
私たちの抱える矛盾に回答を差し伸べる一つの手段
なのではないでしょうか。
それが今回のセミナーのテーマとなった、寺業なのかもしれません。

おお、まさしくこれは、仏教のいう布施行なのでは!(違うかな?)

ともあれ、これからのお寺大淘汰時代。
果たしてお坊さん達の取り組みは、今後どうなっていくのか。

会場には全国から多くのお坊さんが集まっていましたが、
私も少しでもお坊さん達の挑戦に、力を貸していけたらと考えています。

(あ、この会場で知り合ったお坊さんの取り組みに、共感して1万円寄付してしまいました。。。)

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