東京文化財ウィーク・妙定院展のお知らせ
毎年11/3の文化の日を中心に、
東京都内の様々な歴史建造物や文化財が特別公開される東京文化財ウィーク。
私も毎年楽しみにしているイベントですが、今年も例年通り行われます。
そして今回はそのうちの一つ、
2013/11/1~3に特別展が開かれる港区の妙定院・小林惇道さんから、
今回の見どころについてメッセージを頂きました。
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当院では、所蔵の文化財を公開する展覧会を年一回開催しており、
本年は11月1日(金)~3日(日・文化の日)の日程で開催します。
妙定院は、浄土宗増上寺の別院として、
徳川9代将軍家重公の菩提を弔うため開創されました。
今回は、徳川家重公250回忌を記念して
「定月(じょうげつ)大僧正と徳川家重(いえしげ)公」と題し、
特別に家重公直筆の絵画としては本邦唯一と伝わる「松島日之出図」や、
当院開山の定月大僧正の仏画や彫刻を公開します。
また、将軍家や江戸城大奥との関係が深かった
当院に伝わる葵紋に飾られた什宝物の数々もご紹介いたします。
さらに、国の登録有形文化財である「浄土蔵」の内部を公開し、
精微な伝統技法によって再建された江戸の面影を伝える土蔵と、
江戸城より奉納された仏像群をご覧いただけます。
この小展を通じ、伝統仏教文化を目の当たりにされ、
仏教はもちろん、江戸期を中心としたわが国の高い文化水準に
触れていただければ幸いです。
普段は目にすることのできない様々な寺宝を、是非ご堪能ください。
ご家族や友人をお誘い合わせの上、皆さまのご来院をお待ちしております。
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こちらは私も2年前の文化財ウィークの時に
お邪魔させて頂きましたが、特に仏画が印象に残っています。
さらに近くには増上寺があり、
こちらも経蔵が特別公開(11/1~2)されていますよ。
秋の文化財散策にぜひぜひいかがでしょうか?
東京文化財ウィークの詳細はこちらをご覧ください。