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2018年のほーりーが5分で分かる、寺社旅研究家の振り返り

宿坊の魅力

今年もいよいよ、数えるほどになりましたね。クリスマスが終わると、あっという間の年末モードです。

2018年もたくさんの寺社をお参りさせて頂きました。多くの方とお会いし、語り合い、そしていろんなものも作っています。

そんなほーりーや関連事業も含めて、トピックスを挙げると

1.宿坊研究会をリニューアル!
2.連携事業はそれぞれ新たな一歩を歩む
3.神主さんの集まりで、ほーりーの初講演
4.年間を通して全仏でコラム連載
5.本光寺で縁切りマイスターに就任
6.ゆる身延さんによる、身延山連載コラムがスタート
7.年末に引っ越しをする

などです。

ということで、一つ一つ紹介していきます。

2018年のほーりーまとめ

宿坊研究会をリニューアル!

宿坊研究会新サイト

まずは何といっても、宿坊研究会をリニューアルしたことです。

宿坊研究会を最初に作ったのは、西暦2000年です。なんと、ぎりぎり20世紀なんですね。運営する中でいろんな拡張は行っていましたが、もうとっくに限界を迎えていました。

そんなわけでシステムをゼロから作り直し、今年の7月にドメインも変更して新規オープンしています。

細かな狙いは以下の記事に書いております。

ほーりーは宿坊研究会を全て捨てることにしました

それを簡単にまとめると

○更新の簡略化・汎用化
○スマホ対応
○SSL化
○写真を増やす
○各寺社の地図を載せる
○SNSとの連携
○情報の最新化

と、いう感じです。

1000ページ強もの情報を手作業でひとつひとつ作り直すという、気の遠くなるような力業でしたが、うちの妻がスーパーパワーで頑張ってくれたので、どうにか公開にこぎつけました。

連携事業はそれぞれ新たな一歩を歩む

和空三井寺のテープカット

こちらはほーりーが関わらせて頂いている、それぞれの事業について。

まずはやはりインパクトが大きいのは、全国寺社観光協会が監修している『テラハク』がスタートしたことですね。

テラハクから和空三井寺が誕生。宿泊価格は一棟貸し10万円から

2018年6月にスタートした民泊制度を活用し、お寺や神社の宿坊を開設から運営までフルでサポートするシステムです。

現在は青森から熊本まで10軒の宿坊がテラハクで予約でき、これからも順次増えていく予定です。宿坊はまさに新時代を迎えたと言ってよいでしょう。

そしてアンカレッジの樹木葬も、新しい展開を迎えました。樹木葬はだんだんと一般的になり、競争も激化中ですが、「お寺と人をつなぐお参りしやすい墓」というコンセプトでは競合があまりおらず、好調を続けています。

コンプライアンスセミナーやお寺の顧問事業も始めるなど、樹木葬以外でもお寺を盛り立てる様々なプランを作成していますよ。

続いて、インナーコーリング。こちらはほーりーが顧問を務めるのはいったん打ち止めとなりました。というより、親会社のエン・ジャパンによる戦略の見直しにより、インナーコーリング自体が終了しています。

ただ事業自体は成長していましたので、マインドフルネスセミナーの『cocokuri(ココクリ)』は、寺子屋ブッダさんが引き継いで新スタートを切っております。こちらも何か面白そうな話題があれば、またお知らせしていけたらと思います。

さらに結婚相談所のブライダルチューリップさんも、寺社コンとの提携プランに多くの方がお申し込みされ、成婚された方も出ていま~す。

神主さんの集まりで、ほーりーの初講演

神社と人をつなぐ7つの要素

今年の前半、ほーりーが最も注力したのが、東北六県神道青年協議会で講演させて頂いたことでした。

ほーりーが神主さん達に語った「悪ふざけ」の大切さ

お坊さんの前ではちょこちょこお話させて頂いていますし、なぜかキリスト教の教会でも講演したことがあるほーりーですが、実はオフィシャルに神主さんの前で講演したのは初めてです。

最初は「お坊さんに話している内容を神社版で」と依頼されたのですが、考えれば考えるほどお寺と神社では課題が異なり、結局ほぼゼロから資料を作っています。

お寺よりも新しい活動を生み出す神主さんが少ないからこそ、お坊さんよりもチャンスは大きい。ほーりーはそう考えています。

そうした意見を神主さん達と本気でバンバン語り合えたので、とっても貴重な時間でした。

年間を通して『全仏』でコラム連載

全仏の連載

主要な59の宗派、37の都道府県仏教会、10の仏教団体、合計106団体が加盟している、日本の伝統仏教界における唯一の連合組織、『全日本仏教会』。

こちらが発行している会報誌『全仏』で1年(季刊誌なので、全4回)に渡って、コラムを連載させて頂きました。

正直に言って、どこの組織に所属しているわけでもなく、大学などの権威でもないほーりーが、このめちゃくちゃオフィシャルな媒体でコラムを書かせて頂いたことが驚きですが。

最初に依頼を受けた時、『全仏』をリニューアルするので、周りに新しい一歩を踏み出すことが分かるコラムを書いてほしいと言われ、(すっごく怖いと思いながらも)攻めた文章を心掛けてみました。

全日本仏教会の機関誌『全仏』編集スタイルに、変革の意志を感じる

お坊さんの会議に出たら、「これ、見ましたよ~」と出されたりもしたので、ご評価頂けていたらありがたいなと思います。

本光寺で縁切りマイスターに就任

本光寺の縁切りダーツ

千葉県市川市にある本光寺。ほーりーが仏前結婚式を挙げさせて頂き、寺社コンでもたくさんお世話になっているお寺ですが、こちらで新たに『縁切り寺プロジェクト』を一緒に行うことになりました。

そもそもほーりーは、日本はやめる、終わる、別れる、諦めるということが、とっても下手な社会だと感じています。

やって駄目なら次に行こうが理解を得られづらく、それゆえに失敗を恐れて新しい挑戦にも及び腰です。

なので悪いもの、うまくいかないこと、惰性で続けてしまう習慣などとはどんどん縁を切っていこうというメッセージを込めてプロジェクトを進めています。

縁切りダーツや有給休暇取得祈願法要なんかが、それにあたります。

明るい縁切りを目指す、本光寺の縁切りダーツをプロデュースしたよ

本光寺で『有給休暇取得祈願法要』を開催します!

ゆる身延さんによる、身延山連載コラムがスタート

宿坊研究会をリニューアルしてやりたかったことの一つ。外部からの寄稿を入れようということで、山梨県・身延在住の「ゆる身延さん」に、連載コラムの執筆をお願いしました。

身延山には日蓮宗の総本山久遠寺がありますが、ほーりーはこのお寺にはとんでもない可能性が秘められている(もともとものすごいお寺ではありますが、まだまだこんなものではないという意味で)と感じております。

その魅力は以下の記事にまとめております。

日蓮宗はいい加減、身延山の観光ガイドを作ろうよ

○都心から低料金でアクセスできる
○壮大なお寺の景観
○宿坊がある!
○名物の湯葉料理
○富士山が近い
○美しい四季や年間通した行事がある
○細かく興味を引く小ネタが多い!

ただしこれらがあまり知られていないので、まずは情報発信から始めようと、地元のゆる身延さんとタッグを組んで、身延山紹介記事を作り始めたわけです。

ゆる身延さんの身延特集

こちらはまだ始まったばかりですが、少しずつ反響も起きています。まずは一歩ずつ進めていきますよ!

年末に引っ越しをする

そして今まさに、ほーりーの背後に控える段ボールの山がプレッシャーかかけているのですが、12月に東京都府中市から千葉県松戸市へと引っ越ししました。

理由は以下の4点です。

○そろそろ良い年齢になってきたので、両親がいる地域に近づく
○関係するお寺が千葉県や東京の東側に多い
○家賃が下がる
○住んでいた場所のインターネット環境に、少し不満があった

まあ、新婚から6年を過ごし、大國魂神社を初めとして歴史や伝統がたくさんある府中は、離れるのがめちゃくちゃ寂しくなるくらいに好きになっていたのですが(ちなみに競馬は一度もしなかった)。

とは言え、新生活でやりたいこともたくさんありますし、新しい一歩にワクワクしています。

ということで、、、

他にも寺社コンは33回開催し、非喫煙者限定の婚活も新たに行ったり、お坊さん婚活や恋愛セミナーでの講師もしたり。

月刊住職では一年通して連載を続け、大阪の南御堂さんが発行する新聞でも新規連載がスタート。

さらに日本各地に出かける機会が多かったので、盛岡、長野、名古屋、和歌山、京都、熊本でほーりーナイト(単にみんなで集まって、飲むだけですが)を企画。

宿坊スタートアップミーティングを開催したり、鳴本石材さんの展示会やスモールM&A研究会などと言ったビジネスベースの場でも講演させて頂きました。

あと、久しぶりにテレビ(生放送)にも出た。

うーん。2018年も改めて振り返るとと、目まぐるしい一年でしたね。2019年も寺社旅を目いっぱい楽しんでいきたいと思います。

そんなわけで、ブログをご覧いただいている皆様、今年一年ありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いいたします。

それでは、良いお年を!

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