愛知県一宮市の妙法寺さんで、『お寺を盛り上げる七つのアクション』を講演させて頂きました。
先日、愛知県一宮市の妙法寺さんで、『お寺を盛り上げる七つのアクション』を講演させて頂きました。
こちらは一昨年、日蓮宗宗務院さんでお話させて頂いた時、愛知県尾張宗務所のお坊さんから愛知でも話してほしいと言われ、いよいよということで実現したもの。
お寺に着くと
あなたは仏教について知っている必要はない
中にいると見えないこと、お坊さんや檀家さんが話せないことを聞きたい
お話を全て是とすることはないが、波紋を広げてみんなに考えてもらうことが大事
と、熱〜く語られました。
(ちなみに去年のお寺の奥さん向け講演で、「お寺の宣伝法を聞くためにわざわざ東京まで来たのではない!」と、満座の会場で力一杯言われた方がいたのですが、同じような声があっても怯まないでほしいとも)
というわけで、私も熱量を込めてお話させて頂きました。
お坊さん向け講演。先日のブログにも書きましたが、これは本当に真剣勝負です。
『お寺を盛り上げる七つのアクション』は、私がこれまで行ってきた寺社活動やあちこちで見聞きしてきた寺社の事例、3000人以上の寺社好きな方とお話した中から考えてきた、寺社コミュニティを作り上げるプランです。名前の通り、七つの行動策から成り立っています。
目一杯の一時間半でしたが、お世話頂いたお坊さんからは「外から見られた視点には大切な気付きが含まれている」と最初にお話し頂いたこともあり、また少しでも何かを持って帰ろうという会場の熱意もあって、私自身も気持ちよくお話させて頂けました。
また講演後の質疑応答では境内で地域の方と焼肉バーベキューをすることの是非や、苦しいお寺の収入アップ方について、そして私の信仰に対する考えなどが質問に挙がり、改めて悩みや熱い想いが伝わってきます。
そしてその後、場所を移して懇親会も行われました。懇親会では研修会とは違った形で、ざっくばらんにお寺の未来像をディスカッション。年代も様々なお坊さんが揃っていましたが、それぞれにお寺や仏教、地域や人々との関わりについて真剣に考えられています。私も力の限りお話させて頂きましたが、お坊さん達の世界に投げかけられた小さなつぶてとなれればと思う一日でした。