観光プロモーター門脇修二さんに、安来をめちゃくちゃ連れ回された件
先日、島根県の一畑薬師さんでアンカレッジの樹木葬庭苑がオープンしたので、開眼法要に参列してきました。そしてせっかく島根まで行ったので、周辺の寺社もお参りしてきました。
去年は出雲大社に行ったからな~。ということで、今回は東を目指そうとなり、松江や安来、米子などを回ってきたわけです。
するとこの安来に行った時に、面白い出会いがありました。安来は島根・鳥取のちょうど境に位置する街ですが、どじょうすくい(安来節)が有名です。そして駅には『どじょうすくい出迎え隊』の方がいらっしゃったので、記念写真を撮って頂きました。
と、ここまではよくある浮かれた観光客です。しかし、ちょうどこの時、私が持っていたのが、宿坊研究会のオリジナルバッグでした。これね。
そしたら安来市の観光協会事務局長を務める門脇修二さんから、「これ、何ですか?」と聞かれて宿坊研究会について説明したら、駅のオフィスに連れ込まれました。
この方は観光プロモーターとして、安来や島根県の観光地を旅行会社やメディアに紹介する仕事をしています。NHK朝の連続テレビ小説「だんだん」などでも、ロケ地選定のコーディネーターをされていたそうです。
そんでまあ、この方のフットワークが尋常じゃない軽さでした。私とは全く面識なかったのにたまたま駅で出会っただけで、周辺の観光案内を買って出てくださり(しかも2日間も)、恐縮しながらもせっかくなのでとお願いしたら地元の方とたくさんつなげてくださいました。
そのうちの一枚が、こちらです。雲樹寺の醍醐副住職が地域でものすごく活発に活動されているとのことで、お話する時間を作ってくださいました。
他にもほーりーのもともとの目的は、安来清水寺の宿坊・紅葉館に宿泊することでした。しかしこちらにはもう一軒、松琴館という宿坊があります。この松琴館の方もご紹介頂き、精進料理ランチまで食べることができました。
さらに駅前では安来市長とご挨拶できたり、観光協会の方とお話したり。なぜかたまたますれ違った農園の方と食事をすることになり、夜に地元のおいしいお酒を楽しんでしまったり。
そしてまた、安来の名所も回ることができました。チューリップ畑はびっくりするほど満開の季節で、赤・黄・オレンジ・ピンクなど、色とりどりに花が咲いています。まれに見るメルヘンチックな写真も撮れちゃいました。
水木しげる先生の奥さん、武良布枝さんの生家にも行きましたよ。NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が放送されていた時は見ていましたが、鬼太郎がヒットするまで人生の大半はものすごいご苦労をされていたようです。そんなわけでお酒も購入。「人生は終わり良ければすべてよし」と書かれていました。
ということで、、、
ほーりーも人と人とをつなげることはよくありますが、たまたま出会っただけの人をこんなにも勢いよく振り回しちゃう姿勢は見習っていきたいものですね。安来は初めて行った場所でしたが、一気に親しみがわきましたし。なんかもう、2日間圧倒され続けてましたけど楽しかったです。
そんでもって、たまにこうしてご縁を呼び込んでくれる宿坊研究会のオリジナルバッグですが、今回は大きな仕事をしてくれました。こうした小ネタを仕込んでおくことも、改めて大切だなと感じたり。
偶然が生んだ旅でしたが、やっぱり人との出会いは人生を豊かにしてくれますね。