今年行ったしゃべるご朱印『話朱印』の5つのトピックス
スマホをかざすとお坊さんや神主さんが飛び出てお話ししてくれる、しゃべる御朱印『話朱印』ですが、今年一年で進展がありました。
ほーりーには全くお金が入らない(というより、やればやるほどお金が出ていく)このプロジェクト。完全に趣味全開で遊んでいるだけとも言えますが、それでも御朱印から寺社への興味が広がるきっかけになればと力を入れています。そんなわけで、今回は2023年に話朱印で行ったことをまとめてみます。
導入寺社が9件(+1)になりました
まずは導入して頂いた寺社が8カ寺+1社の全9件になりました。地域的には関東が大半ですが、京都も一カ寺加わっています。そして現在、もう一カ寺システム構築が完了しており、あと少しで節目の二桁に入ります。
もっとペースを上げられたらとは思いますが、今年は(後で述べる)システム改善や環境整備に力を入れていたので、頑張った方ですね。逆にシステム改善をおざなりにしたまま仲間探しをし過ぎると、後で手戻りが多くなって大変になりますし。
その意味では先に導入して頂いて、使い勝手などをフィードバックして頂いている寺社さんには感謝しています~。
快適&分かりやすさを目指して改善を行った
去年はシステムの安定稼働を目指して作り込んでいましたが、今年はそれを受けて快適な動作と使用方法の分かりやすさに力を入れました。
具体的にはウェブサイトの構築、説明用チラシの作成、僧侶・神職画像の解像度アップなどです。
また陽岳寺の向井副住職には、一つ一つの寺社用に操作ガイダンスを作って頂くなど、めちゃくちゃお世話になりました。おかげさまで話朱印を頂いた方が、スムーズに起動できるようになっています。
話朱印にイメージキャラクターが誕生
仏像や寺社関連で多数の本を出されており、私も長年お世話になっている人気イラストレーターの田中ひろみさんに、今回はイラストを描いて頂きました。
スマホからお坊さんや神主さんが出てくる話朱印のコンセプトを分かりやすく描いて下さり、とても気に入っています。こちらは話朱印起動時や案内パンフレットなどで、使い方を教えてくれるシンボルになっていますよ。
商標登録が完了しました
これから話朱印が成長していったとき、どなたかに真似されて『話朱印』という言葉が使えなくなってしまっても困るので、商標登録しておくことにしました。申請自体は去年行いましたが審査も無事に完了し、現在すでに登録されています。
お金はちょっとかかりましたが、末永く楽しめる環境作りということで、これにて一安心です。
ラジオやセミナー、月刊住職で紹介!
8月にはSBS静岡放送の『IPPO』という番組に出演し、パーソナリティの影島亜美さんと話朱印についてお話しさせて頂きました。
また北海道登別市での講演やお坊さんが集まるオンライン勉強会『お寺の窓口会』、連載している『月刊住職』でもこの話朱印について述べています。
こうしたものを見た方から実際にうちにも導入してほしいとご連絡いただくなど、輪も広がってきました。
と、いうことで、、、
システム改善や周辺環境の整備も一通り落ち着いてきたので、来年は仲間探しを本格化させたいと考えています。
現在も幾つかの寺社さんや霊場会から問い合わせがありますし、遠方の方とは訪問せずにZOOMでお話しながら導入することもできたので、今後はもうちょっとペースを上げられそうです。
コストはほとんどかかりませんし、以下のリンク先で紹介したメリットもありますので、ご興味あるよと言う方いたら、ぜひお気軽にお知らせくださいませ。