AIで作った修行体験予約管理システムが、お寺の仕事を楽にする

このところ、AIを使ったシステム作りにはまってきているほーりーです。先日、知り合いのお坊さんから相談を受けて、『修行体験予約管理システム』を作成しました。そしてまだ稼働し始めたばかりですが、これがお坊さんの仕事を思いっきり楽にしてくれそうなので紹介します。
まずこちらのお寺ではもともと複数のプラットフォームから送られてきた修行体験の予約メールをお坊さんが毎日チェックし、送られてきた内容を手作業でGoogleカレンダーに記載していました。
これは一つ一つはそれほど大した作業ではありません。ただそれが毎日となると積み重なって時間を取られます。さらに手作業で怖いのは情報を間違って書いてしまったり、確認が抜けてしまったりすることです。
そこでメールを10分ごとに機械チェックし、送られてきたらこれまで使っていたGoogleカレンダーに、予約情報を自動登録する仕組みを開発しました。
図解するとこんな感じです。

ほーりーもいちおう、昔はシステムエンジニアとして働いていた経験がありますし、自分でプログラミングを書くこともできます。なので分かりますが、こうしたものって要件定義にまず時間がかかったりします。
例えば今回の例であれば、「公式サイト」「予約サイトA」「予約サイトB」「その他、いろいろ」など、プラットフォームによって送られてくるメールの形式が異なっています。
もうちょっと細かく言うと、メールはどんなタイトルで来るかとか、文章内のどこに予約日や時間が書かれているか、体験内容の名前や管理コードの形式が異なっていたりなどです。
なのでそれらを一つ一つ確認して、プログラムコードに落とし込んで、実際に稼働するかテストして、、、などとやっていると、本当に簡単な仕組みでも数日かかります。実際にほーりーが寺社コンの参加者をまとめるシステムを作った時は、5日くらいかかったんじゃなかったかな(10年以上まえのことなので、ちょっとうろ覚えだけど)。
そしてエンジニアの1人月(8時間×20日)単価は、60万〜100万円前後と言われます。なので最低ラインの60万円を基準としても、5日かかると15万円は必要ということになります。
それが今回は、全体でたったの2時間(しかもオンラインミーティングしながら)。そしてかかった費用は私が契約しているClaudeCodeの費用(月に約3000円程度)以外は、初期コスト・ランニングコスト含めてゼロでした。
しかもClaudeCodeは、使用方法を学ぶのにそれほど時間がかかりません(バリバリ使いこなそうと思えば、奥深いでしょうが)。プログラミング言語を習得することを考えれば、学習時間はほぼなしと言ってもよいくらいです。
実際に今回の事例とは異なりますが、私が聞いたとある大学生の話では、ClaudeCodeに2日間ふれただけで母親の仕事を自動化するシステムを作ってしまいました。そのお母さんが言うには「このシステムの存在は、会社に知られるわけにはいかない」と、驚愕していたとのことです。
会社員にとっては自分の仕事がなくなるかもと恐怖を覚える話ですが、町の小さなお寺や神社などでは毎日時間を取られている定型作業をシステム化することで、檀家さんや氏子さんとか参拝者と向き合う時間も作れます。
AIによるシステム作りは、これからの寺社にとってはとても重宝するスキルになっていきそうですよ。
