スペシャリストが多く集まる、アンカレッジの新年会に参加しました
お寺に特化して樹木葬墓地を作るアンカレッジ。ほーりーが顧問を務め、快進撃を続けるこの会社ですが、先日関連業者さんが集まり、新年会が行われました。
こちらは「新年会」という名前ですが、樹木葬墓地を作る上でご協力頂いている様々な企業の方を招いた感謝パーティです(と、伊藤社長が言っていました)。
お墓を作るには様々な専門家が必要です。アンカレッジはけっして社員数の多い会社ではありませんが、
○造園会社
○石材仕入れ、工事、彫刻
○お骨加工
○弁護士
○税理士
○広告
○導入寺院の開拓
○お墓の販売
○建築家
○お寺の応援団
などなど、多数の専門家が関わっています。しかもそれぞれの業界でスタンダードな方だけでなく、ちょいちょい異色な企業・団体とも手を組んでいるのが特徴ですね。
そんなわけで今回はお付き合いのある皆様への感謝を示しつつ、今後もご支援お願いしますという趣旨で行われましたよ。
アンカレッジの新年会感謝パーティ
会場はアンカレッジ発祥のお寺、道往寺にある高輪会館。最初にほーりーが乾杯の音頭を取らせて頂きました。
そして、伊藤社長からアンカレッジのこれまでの歩みが語られましたよ。
さらに今後の展望について。大阪や福岡、京都、名古屋などでも、新たなお寺での展開が進められています。今年も大賑わいな年になりそう。
また、なれ合いでお付き合いを続けるのではなく、共に良いサービスを提供し合いましょうというお願いもありました。
お寺がスペシャリストと手を組む重要性
資料上ではこれまでも見ていましたが、樹木葬ってたくさんのプロで成り立っているんだな~と、今回は改めて感じる機会になりました。
それでほーりー的には、お寺はこうしたプロフェッショナル集団とはどんどん交わっていくと良いのではと考えています。
お墓もお寺と石屋さんだけでなく、これまでまったく関係ないと思われた業種へ手を組む範囲を広げないと、新たな価値は生み出していけないわけです。
『お寺を盛り上げる7つのアクション』でもよく語っていますが、同じ知識・同じ職種の均質な人間が集まることでパフォーマンスを発揮できたのは、工場で手作業による大量生産が行われていた時代までです。
人間が集まるメリットが減り、逆に調整や変化のコストが目立つようになった。冷たい話に聞こえるでしょうが、現代は「群れることがリスク」とも言われています。
しかし異なる知識を持つ人、異なるバックグラウンドを背負った人が手を組むことは、これまで以上に有効に働くようにもなっています。それはSNSの発達や仕事を依頼する仕組みの多様化など、分野をまたいで手を組むコストは格段に下がってきたからです。
お寺の樹木葬を構成する上でも、僧侶は大切なプロフェッショナルの一人です。どんなにマーケティング調査を行っても、ものすごくきれいな庭苑型のお墓を作っても、販売スタッフが一生懸命お客さんに説明しても、お坊さんが頑張らなかったらお墓は売れません(というデザインがされています)。
私がアンカレッジの顧問を務めているのも、お寺の価値観を伝えることが売り上げに直結する「経済と布教が両輪で回るモデル」を設計しているためです。
この辺の詳しい話は、以下にまとめていますが。
駐車場3台分の土地で1億円以上の大ヒット。お寺の樹木葬を改めて紹介
パーティの締めくくりに、アンカレッジの創業者であり現顧問でもある道往寺・柏昌宏住職から挨拶がありました。
アンカレッジはもともと檀家さんも少なく、(当時は)本堂もボロボロだった道往寺をどうやって立て直していくかというところから生まれた会社です。
そうした柏住職の想いがあったとしても、100年前であればこれだけ多様な専門家とつながることは難しかったでしょう。東京で生まれたアンカレッジが、関西や九州、さらには離島のお寺でお墓を作ることもできなかったはずです。
ということで、、、
飲ませ上手なスタッフさんに魔王をいっぱい注がれて、この日はなんかいい感じに酔いました。出番が最初の乾杯だけだったので、良かった良かったです。
ということで、2018年もお寺の樹木葬の躍進が期待されますよ。
今年もアンカレッジをよろしくお願いいたしま~す。