clubhouseのファシリテーションが他と異なると思う点
このところ、clubhouse(クラブハウス)に入り浸りのほーりーです。今のところ単純作業をしながら、お坊さんの会話を聞き流す使い方が多いですが、時には声をかけられて仕事そっちのけで話に加わったりしています。
使い方にもよりますが、clubhouseの特徴は以下の通りです。
○いろんな人が次々と出入りしていく
○リスナーもどんどんスピーカーに加わることができる
○音声だけなので、相手の情報が限られる
○記録が残らない(原則として、録音などの公開も禁止)
○いいねなどの評価がない(参加人数が唯一の数値評価?)
○一気に人気が出たためか、サーバーが安定せずによく落ちる
また、ほーりー自身もルームを作って話しています。そしてこれまで会議やトークイベント、その他様々な場所で会話を回してきましたが、clubhouseのファシリテーションはちょっと独特なところがあるので、今回はその感想をまとめてみることにしました。
clubhouseのファシリテーションが他と異なると思う点
踊る阿呆に見る阿呆ではありませんが、見るだけ、聞くだけよりも、ちょっとだけでも参加することでお祭りの楽しさは上がります。
なのでclubhouseも会話の機会が与えられると嬉しいですし、私がルームを開いた時はできるだけたくさんの人をスピーカーに巻き込みたいと考えています。
しかーし、そうするとファシリテーションは一気に忙しくなります。具体的には以下の項目があります。
人の出入りが激しい
ルームには常に人が出入りしています。あの人が参加していると思って話をしようとしても、声をかけるタイミングを測っているうちに、その人がいなくなってしまいます。
これはリスナーだけではなくスピーカー側も一緒です。さっきまで一緒に会話して盛り上がっていた方でも、次の瞬間にはルームから出ていることもあります。
clubhouseは常にあちこちのルームを出入りしながら使うものなので、嫌がられているとか、そうしたことではないと思いますが(たぶん)。
なのであの人に話をふって、こんな話をしていこうとか頭の中で組み立てているうちに、その当人がいなくなって焦ることがよくあります。
参加の温度差は人それぞれ
参加することで楽しさは増すと言っても、人によっては大勢の前で話すことが苦手な方はいます。また食事中や移動中だったり、トイレの中にいたりとか、状況的に話がしづらい方もいます。
なのでスピーカー側に来ませんかと声掛けしても、反応して頂けないことはよくあります。まあ、その辺はさじ加減を調整しながら、参加頂ける方に話を振っていけたらと思います。
話の前提をみんなで共有していない
人の出入りが多いので、話の前提が伝わっていないうえで会話することも多くなります。例えば最初に自己紹介をしても、途中から来た人はその自己紹介を聞いていません。
そんなわけでポイントポイントで今はこんな話をしているよとか、まとめて伝えると全体に対して親切です。
アドリブが多くなる
上記のような感じなので、事前にかっちり進行を決めても、あまり意味がありません。会話はあちこちに飛びがちですし、いるメンバーによってどんどん変わります。
なのでアドリブ苦手なほーりーですが、これを続けたらけっこう鍛えられるかなとか思っています。
まあ、何も準備せずに思いっきり雑談するのも良いですし、テーマを決めて導入部分は準備しつつ、あとは流れに任せて話していくのが一番やりやすそうですね。
ルームから強制的にはじき出されることがある
これは現在、参加者が一気に増えたための事象でしょうが、clubhouseは時間帯によってとても不安定です。
ルームに入っても勝手に落ちて強制的に外に出され、また入るを繰り返す時があります(お坊さん達はこれを、輪廻転生と呼んでいました)。
体感的には22時頃が一番激しいでしょうか。多くの人が参加しやすいゴールデンタイムでもありますが、この時間を外すのも一つの方法です。
ということで、、、
clubhouseはこれまであまりなかった、コミュニケーション体験です。そこが面白くもあり、難しいところでもあります。この前も2時間話を続けたら、脳みそのカロリーがだいぶ消費されていました。
まあ、一部でフォロワーをひたすら増やそうとか、これで一儲けしてやろうとギラギラしている方がいるのも事実ですが、ほーりー的にはコロナで家に閉じこもりがちなので、会話したい欲求の解消手段に最適かなとか考えています。
なのでどこかのルームでご一緒した時には、ぜひぜひよろしくお願いいたします。