デメリットしかない経験に飛び込む人に、道は開ける
先日、依頼された原稿を書いたら、原稿料をお金 or (お金と同額の)お米、どちらがいいかと聞かれました。で、迷わずお米をチョイスしました。
そして我が家に届いたお米がこちらです。
ちなみに原稿料はお米30kgとなりました。すげー多いので、10kgずつ分割で届く予定です。
で、せっかくなので、こうしたお米払いを選ぶ人ってどのくらいいるんですかと聞いてみました。すると答えは「4割くらい」とのこと。意外と多い! ですが(依頼された媒体の特性もありますが)、大学の先生が選んでゼミ生に分けるパターンが多いそうです。
原稿料をお米で頂くより、お金で頂いた方が楽だよね
それで考えたことは、「原稿料をお米で頂くより、お金で頂いた方がどう考えたって楽だよね」ということです。
もちろん、私もお金 or お米と聞かれて、お米で頂くのはいろいろ面倒だなとは思いました。今回のケースでも、周りに配る人でなければお米を選ぶ人は少ないでしょう。
私なんてちょうどお米を買ったばかりだったし、そこにまた大量にお米が来ても保管にまず困ります。そして2回目からは自分で連絡して、10kgずつ送って頂かないといけません。
それでも迷わず、お米一択! なぜなら私は原稿を書いてお金を頂いた経験はたくさんありますが、お米で頂いた経験はこれまで一度もなかったからです。
そして、そんなことをしているうちに、とある場所でお米について話題が出ました。そして私は自信満々言い切ります。
「私はお米、大好きですよ。この前なんて原稿料をお金じゃなくてお米でくださいと言ったくらいですから」
どうでしょう。このなんだか分からないけど、説得力ある言葉。きっとその場にいた人たちには、 ほーりーはめちゃくちゃ米好き人間だと思われたはずです(いや、実際に大好きですけど)。
こういうことは、お金でいいやという人には言えないわけです。私も2回目だったら、普通にお金で頂きます(たぶん)。でも、1回目はどんなに面倒くさくてもメリットなくても、他の人が選ばなそうな選択肢ほどやってみる価値はあります。
私から言わせると、みんな小利口に生きすぎです。私なんて大学時代に京都へ旅行に行くとき、普通にホテルに泊まるのではなくお寺に泊まってみたことで、人生すら変わりました。
こんなことしても何にもならない。こんなことをやっても意味がない。論理的な話をすると、そこには希少性があるんですよ。なので、そんなことも「まあ、いいか」と試してみると、新しい道は開けますよ。