芳文社の77円キャンペーンで、1200点以上の漫画が超お買い得！

　以前、東京の多聞院に『お寺の漫画図書館』をプロデュースしたことがある、漫画大好きほーりーです。こちらはお寺や仏教、お坊さんをテーマにした漫画だけを集めた図書館で、現在も毎週水・土曜日に開かれています（６月はコロナで休館していましたが、７月より再開しました）。

東京の真ん中に、お寺の漫画図書館を作ったよ。仏教の新たな発信基地です。

　そして今回は漫画図書館の話ではないですが、芳文社が70周年を記念して太っ腹な大キャンペーンを行ったので調べてみました。

　世間的には『キルミーベイベー』や『けいおん』が一冊77円（税込）とあほみたいに安い値段で大騒ぎですが、せっかくなのでここではお寺や神社関連の漫画に絞ってみます。

芳文社のキャンペーンで安く買える寺社系漫画

壊れた仏像直しマス。

　今回のキャンペーンでは、ほーりー一押し。仏像修復師の４兄妹と、父親であり放浪癖を持つ天才仏師の物語です。

　こちらは実際に古仏修復工房で様々な仏像修復を手がける、飯泉太子宗(いいずみとしたか) さんが取材協力されているだけあり、仏像のお医者さんたる仏像修復師のお仕事がよく分かる内容です。

　そしてこの手の漫画でありがちな、とりあえず知識を詰め込んだ解説本ではなく、職人としてのプライドや葛藤、そして家族愛などが描かれたヒューマンドラマに仕上げられているのも見逃せないポイントです。

　全４巻のうち前半２巻が一冊77円（２冊で154円）なので、とりあえず最初だけ読んで面白かったら後半も読んでみましょう。

寺島さんは悟っている

　こちらは全2巻で2冊とも77円。もう何も考えずともポチれる金額です。煩悩だらけの住職と、しっかり者の娘さん親子を中心にした四コマ漫画です。

　けなげというのか、お母さん的というのか、とりあえず悟り系女子の寺島さんがかわいいです。ほのぼのと息を抜いて読めますよ。

かみさま日和

　神社系からは『かみさま日和』。こちらは巫女さんが主人公の漫画です。巫女さん漫画というと、なんかやたらと萌え系のものが多いですが、こちらは意外と（？）正統派です。

　就職した会社が出社当日に倒産して、ごたごたな中で巫女になった主人公の奮闘記です。こちらも全3冊でサクッと読める上に、全て一冊77円のお値打ち価格ですよ。

ミソニノミコト

　ほーりーも知らない漫画だったので、とりあえずポチって見ました。最初の方だけちらっと見たら、「まんがでわかる神道入門」と書かれた下に「ギャグ漫画ですよ」と突っ込みが入っていました。

　ということで、そんな感じの漫画だと思います。これから読んでみます。

ゆるキャン△

　こちらは寺社系漫画ではない気もしますが、日蓮宗のお坊さんならかなりの方が知っている（と思われる）キャンプ漫画です。

　舞台は山梨県身延町。日蓮宗の総本山・久遠寺がある町です。アニメや実写ドラマも作られた大ヒット漫画でもあり、久遠寺のプロモーションでもあれこれコラボしています。

　今回は3巻までが1冊77円なので日蓮宗で未読な方は、このチャンスに買ってしまうのも良いのではないでしょうか。

ということで、、、

　ここではお寺・神社関連の漫画ばかりを取り上げてみましたが、もちろんそれ以外にも多数の作品が安くなっています。

　見ているだけで楽しくなりますが、滅多にない大キャンペーンなので、マンガ好きな方はチェックしてみてくださいね。ちなみに7月16日までです。

芳文社70周年記念キャンペーン　(1200点以上)