お寺の漫画図書館で、イベント『漫画てらぴぃ』開催しました!
お寺や仏教、お坊さんだけをテーマにした漫画だけを集めた『お寺の漫画図書館』。開館は水・土の週2日のみということもあり、興味はあってもなかなか行く機会がないという声も聞きます。そんなわけでスタッフ間でもイベントもやらなきゃねと話していたのですが、先日とうとう開催しました~。
実は過去に一度企画したけど攻めすぎた企画だったためか、参加者がゼロでした。そのため今回はまず外さないだろうという辺りで、悟東あすかさんによる仏さまカード講座を行うことにしましたよ。
イベント名『漫画てらぴぃ』は「セラピー(治療)」のフランス語読みですが、お寺で心をときほぐす場くらいのニュアンスでイメージしています。言うまでもないですが、『寺』ともかけています。
悟東あすかさんと漫画やカードで仏さまに親しむ会
お寺の漫画図書館はこんなところです。浜松町駅から増上寺方向へ向かって、ちょっと歩いたところ。都心のど真ん中にある、住宅風の建物です。
そしてここで行われた、『悟東あすかさんと漫画やカードで仏さまに親しむ会』。仏さまカードの詳細は、以下のリンク先に記載しています。
簡単に説明すると、様々な仏さまが描かれ、タロットのように出てきたカードからメッセージを頂くカードです。漫画図書館のキャラクター、カノンちゃんも描かれた尼僧漫画家の悟東あすかさんがイラストを担当され、今回はその製作者自ら実演して頂きました。
今回の参加者はほぼ女性。中にはお寺を研究しているというポーランドの方も来られていました。そしてまずは、自分のインスピレーションで仏さまを選びます。
ちなみにほーりーは、白衣観音。この仏さまは災難除けで、人間として成す術のない災いを避けて下さるのだそうです。そう言えば偶然にもイベント直前に地震が起こりましたが、白衣観音が抑えて下さったのかもしれません。
他にもカードを手元でシャッフルして、出てきたカードからメッセージを頂いたり、向かい合わせに座った方と見比べたり、いろんな形で楽しみながら悟東さんの仏さま解説が続きます。
歓喜天は願い事が即座に叶う力強い神様だけど、怖くて祈れない行者もいるほどエネルギーを持っているとか、高野山の根本大塔は毘沙門天の手に乗るサイズで作られているとか、弁天は縁を結ぶ神様で芸術にはご縁が大事とか。こんなことを繰り返しながら、皆さん仏さまの特徴や得意な願い事がよく分かったようです。
そして最後は茶話会。
ここでも悟東さんには質問の嵐で、お寺や仏教についていろいろとふれる機会になっていったようですよ。
スタッフの手数も限られているので、なかなかしょっちゅうというわけにはいきませんが、これからも少しずつイベント開いていけたらと考えています。
よろしくお願いいたしま~す。