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華やかさはすべて省いて、本光寺が1万円のみで仏前結婚式を行うよ

04.仏前結婚式
 

本光寺結婚式の三々九度

 ほーりーが結婚式を挙げた、千葉県市川市の本光寺。こちらが全てコミコミ1万円で挙式できる仏前結婚式プランを発表しました。

そもそも結婚式に必要な費用の平均額は、ゼクシィによると354万9000円(結婚指輪は除く)とのことです。

 まあ、ゼクシィ調査なので、世間一般よりは高めに出ています。他の調査を見渡せば、(参列者数によっても大きく変わりますが)300万円くらいが相場です。なお、ほーりーの結婚式は50人くらいで約200万円でしたが、これは自分であれこれ手配して中間マージンをカットしまくった(その分、手間をかけた)為でもあります。

 そして私自身は結婚式を挙げて、良かったと思っています。ただご祝儀などはあるにしても一日で数百万も使ったなんて、冷静に考えれば怖ろしいです。慎ましやかに生きるほーりーは、一年間の生活費でさえ、そこまでかかっていませんし。

 なので結婚しても結婚式を挙げない夫婦も増えています。調査によって数字は上下しますが、約半数の方は結婚式を挙げていません。

 理由は人によって様々でしょうが、大きなものは以下の通りです。

 ○そもそも結婚式に興味がない
 ○お金がない
 ○準備をする時間がない
 ○目立つことが苦手
 ○親や親せき、職場の人間関係が上手くいかず、人を呼べない

 一番最初のそもそも興味がない方は、わざわざ結婚式を行う必要はないでしょう。ただ本当は心のどこかに引っかかっているけど式を挙げない(または挙げられない)方もいます。

 ならばこれまでとは全く異なる結婚式を作り、既存の式だと敬遠する方の受け皿が作れたら良いのではないか。そこで本光寺の尾藤住職と相談して、「一万円で挙げられる結婚式」を作ることにしました。

『一万円結婚式』とはどのような式か

 まず、少し変な言い回しから始めますが、結婚式にかかる費用の大半は、実は結婚式にはかかっていません。以下はほーりーが挙げた式費用の内訳ですが、『結婚式(儀式)』にかかった費用は全体の3%でした。

ほーりーの結婚式費用内訳

 残りの97%は披露宴や料理、衣装、写真撮影などが占めています(念のため追記すると、いつも出入りしていた本光寺なので結婚式費用を特別に割り引いて頂いたのですが、通常価格で計算しても95%は結婚式以外です)。

 つまりウェディングドレスとか、きらびやかな見栄えは全てカットして、精神的な区切りだけに特化するなら、ほとんどお金はかからないわけです。

 そして今回の一万円結婚式は、それをさらに突き詰めます。具体的には住職を補佐するお坊さんを抜きにします。どうしても人を呼ぶとお金がかかってしまうので。ただ入堂時の雅楽生演奏がなくなる部分は見劣りしますが、それ以外は通常の式とほぼ同じです。

 また、その他の概要は以下の通りです。

●打ち合わせは当日、挙式前のみ
●服装はスーツやフォーマルなワンピースなど、自前で用意できるもの(それもなければ、カジュアルな服でも可) 
●カメラマン不要(持ち込みは自由)
●指輪交換不要(行うことも可)
●披露宴は実施せず
●参列者は新郎新婦のみ(家族・知人などが入ることも可能)
●仏前結婚式は30分程度。打ち合わせも含めて1~2時間
●挙式可能な日は指定日のみ
●正婚允可証、記念の念珠が授与される
●バウ・リニューアル(夫婦が再び愛を誓うセレモニー)も可

『一万円結婚式』の実際の流れは

一万円結婚式は、このような形で行われます。まずは2カ月に一度設定されている日で希望日があれば、事前申し込みします。当日は一日一組限定のため、申し込み者が多い場合は書類選考があります。

 そして当日、時間になったら本光寺へと向かいます。

本光寺結婚式に向かう夫婦

 結婚式を行う前に、住職と式の流れなどを確認します。

本光寺結婚式の打ち合わせ

 本堂に入り、結婚式スタート。まずは『読経(どっきょう)』があり、全員でお経を読み上げます。

本光寺結婚式の読経

 続いて『奉告文(ほうこくぶん)拝読』です。式長(住職)が仏様の前で、二人の結婚を報告します。

本光寺結婚式の奉告文拝読

 その後、新郎新婦が『誓いの詞』を読み上げます。この言葉は自分たちで作ることもできます。

本光寺結婚式の誓いの詞

 さらに新郎新婦と式長で『誓いの杯(さかずき)』を酌み交わします。いわゆる、三々九度です。

本光寺結婚式の三々九度

 指輪を準備されてきた場合は、指輪交換も可能です。

本光寺結婚式の指輪交換

最後に正式な婚儀成立を認める許可証『正婚允可証(せいこんいんかしょう)』が授与されます。

本光寺結婚式の正婚允可証授与

 なお、挙式された方には、念珠も授与されます。これは通常の結婚式だと正式なお数珠ですが、それだとどうしても値が張ってしまうので簡易版です。まあ、でも。頻繁にお寺に数珠を持って通う方でなければ、むしろこちらの方が使いやすいとは思います。

本光寺結婚式の念珠

ということで、、、

 ちなみにモデルをお願いした方に、服装のパターンも2つ用意して頂きました。左は自前のスーツとワンピースにカーディガンを羽織った姿。右はもうちょっと、カジュアルバージョンです。

 これらはあくまで一例なので、気持ちが入ればどんな格好でも大丈夫です。また、首から下げた輪袈裟と手に持った数珠は、お寺から貸し出されるので自分で用意する必要はありません。

本光寺結婚式の服装

 仏前結婚式の良さは、その精神性にあります。仏様の前で二人が共に歩む決意を述べ、ご先祖様に結婚を報告することは、他の結婚式では行えないことです。そしてもともと仏教は過大な欲を戒める教えでもあるので、シンプルな結婚式は最適と言えるでしょう。

 さらに言えば、結婚式を挙げた夫婦は離婚しにくくなる傾向があるが、豪華な披露宴を挙げた夫婦は逆に離婚が多くなるという専門家の意見もあります。気持ちは大切にしつつ、見栄を排除して堅実に歩める夫婦が長続きしやすいということかもしれません。

 ということで、もしもご興味ある方いましたら、本光寺では現在、一万円のみで行える結婚式を希望されるご夫婦を募集されています。

 これから正に入籍・結婚という方でも良いですし、結婚して数年経って今から盛大な式を挙げる気にはならないけど、まったく何もしなかったのも心残りがあるという方、結婚式を挙げたけど夫婦生活10年目、20年目など区切りの年なので、バウ・リニューアル(夫婦が再び愛を誓うセレモニー)として夫婦や家族で祝ってみたい方。

 ご興味ありましたら、ぜひ本光寺のウェブサイトをご覧くださいませ。

 本光寺の一万円結婚式

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