井上広法さんの著書が重版されたら、印税を全額寄付するそうです
facebookを見ていたら、井上広法さんが以下のコメントを出されていました。
井上広法さんと言えば、お茶の間で人気を博した番組『ぶっちゃけ寺』のお坊さん側仕掛人。そして現在はほーりーが顧問を務めるインナーコーリング社でも、マスターコーチとしてマインドフルネスセミナーのプログラム作りや講師として活動されています。
お坊さんの収入アップ策。企業研修に僧侶が登壇するcocokuri(ココクリ)
そんな井上さんですが、ご著書の「幸せに満たされる練習」が重版されたら印税を寄付すると発表されたので、これは重版まで持っていくしかないと、宣伝協力してみることにしました。
幸せに満たされる練習ってどんな本?
実はほーりーもすでに、この『幸せに満たされる練習』を持っています。しかもめっちゃマーカーとかメモとか、書きまくっています。そんな広法ファンの私がこの本の見どころを紹介すると
幸せはトレーニングで高められる
この本の主張は、「幸せは自分で作ることができる」です。そもそも井上さんはお坊さんでもありますが、大学で臨床心理学も学ばれており、本の中でも仏教と最新の心理学や科学から、幸せについて紐解かれています。
幸せには「短期的幸せ」と「長期的幸せ」があり、短期的な幸せ(お金や地位など物質的なもの)は時間とともに薄れていきます。宝くじが当たった人に一年後の幸福感を確かめたところ、まったく持続しなかったという事例もあるそうです。
これは仏教だと塩水で表現されます。飲んでも飲んでも満たされることはなく、むしろもっとのどが渇いていく。そこで愛情や友情、信頼、自己肯定感や社会貢献など、長く心を満たしてくれる幸せに焦点を当てましょうと語られています。
幸せになる5つの要素
この本では、長期的な幸せを得るための要素が5つ挙げられています。
(1)心を「今」ここに寄せる
(2)「ありのまま」を見る
(3)「思いやり」を深める
(4)「自分らしさ」を生かす
(5)「感謝」を育てる
というものです。
詳しいことを知りたい方は本を買って、井上さんを寄付の道に導いてあげてください。
ちなみにほーりー的にいいなと思ったのは、「すみません」を「ありがとう」に置き換えるというものです。例えば食事中に醤油取ってもらったときとか「すみません」というところを「ありがとう」に変えてみるとか。
幸せに気づくことが未来の幸せを作る
人から受けた恩や愛情は本来、長く持続する幸せの要素です。しかし相手が親しい人、身近な人であればあるほど、「当たり前」というフィルターがかかってそれを忘れてしまいます。つまり、短期的な幸せになってしまう。
幸せを感じる思考や行動が習慣化して身に付くと、幸せを感じることがどんどん増えていきます。そして持続的な幸せがたくさん集まると、その先の未来まで満たされた状態になる。
幸せを感じる力をトレーニングによって高め、それが習慣化することでずっと幸せが続いていく。というのが本書の主張ですよ。
ということで、、、
せっかく井上広法さんが印税を全額寄付すると言っているので、私も下記に本のリンクを貼っておくことにします。
そしてここからこの本が売れると私にちょっとお金が入るので、その分は私も全額寄付してしまいましょう。
と言っても、多くて1000円程度にしかならないでしょうけどね。何もいばれる額ではなく、むしろ他人の寄付話でもうけるなとか言われたら面倒くさいなという予防線みたいなものですが。
しばらく時間をおいて集計したら、それに応じてどこかの募金箱に入れときます。
心理学を学んだお坊さんの 幸せに満たされる練習 日本美坊主愛好会 著 |
まあ、それはともかく現在の日本で最も活躍していると言っていいお坊さんの一人ですし、本の内容も面白いです。ぜひぜひ、興味あればご一読くださいませ。