寺社コンで学んだことが結婚につながった男性のお話
先日、以前寺社コンに参加されたことのある男性から、久しぶりに一通のメールを頂きました。
その内容は寺社コンとは別の場所での出会いですが、結婚が決まったとのこと。しかし寺社コンに何回も参加したことで学ぶことがあり、それが結婚につながったという感謝の言葉がつづられていました。
この方が寺社コンで何を学ばれたのか、それがどんな風に次の出会いに役立っていったのかは分かりません。ですが寺社コンに参加された方の中でも極端に異性慣れしていないように見受けられた方でしたし、まずは何より結婚が決まったというご報告にほっとしました。
一方、先日、寺社コンが終わった後の2次会で「ちょっと愚痴っていいですか」と女性に言われ、何事かと思ったら「思いっきり惹かれる相手がいたのに連絡先交換ができなかった」というお話でした。
その時の寺社コンはくじ引きで班を作ってお寺体験を行う企画だったのですが、たまたま一緒の班になり、懇親会でも話をする機会があり、そして懇親会が終わった後もお店の前で会話を交わしていたのに、連絡先だけ交換ができなかったとのことです。
そしてもう少し詳しく聞いていると、「相手から連絡先を聞いてくれるのを待っていたら、そのまま終わってしまった」とのこと。それがよほど心残りだったらしく、最終的には2次会参加者みんな巻き込んでその話で盛り上がってしまいました。
「こんなにときめいたのは何年ぶりだったのに~」というその女性の言葉を聞きながら、「自分も初めて参加した時、そういうのがあったよ」という慰めの声が周りからかけられたり。きっと出会いの場においては失敗や悔しい想いが、次の行動につながっていくのでしょう。
(と、その女性本人に言ったら「上から目線で楽しそうに~」と返されてしまいましたが)
寺社コンに何度か参加されるうち、最初に会った時の印象と全く変わられる方は男女を問わずいます。寺社コンという出会いの場で多くの方とお会いしたり、その後にデートをしたりなどで磨かれていく部分はきっと少なくないのでしょう。私の考えでは人間には恋愛でしか成長させられない部分があり、それは仕事や友人関係だけでは決して学べない部分です。
それらを挙げれば切りがありませんが
○好きだという気持ちと向き合うこと
○恥ずかしさを乗り越えること
○身体を近づけたコミュニケーション
○かきむしられるような別れの恐怖
○相手の好意を想い計ること
○ケンカの仕方と仲直りする方法
○馬鹿みたいに大笑いすること
などがあるでしょう。
私に恋愛相談をされる方も少なからずいますが、みなさんいろんな壁に当たりながら乗り越えようと奮闘されています。しかし壁と向き合い続ける勇気のある方は、きっと最終的に上手くいくでしょう。楽しいだけではなく壁に出逢える場としても、寺社コンは機能していけたらと考えています。