比叡山で修行を終えるお坊さんが、平和を祈念して東京まで歩きます
facebookを見ていたら天台宗僧侶の小野常寛さんが、かっこいい投稿をしていました。11月5日に修行を終えて自分のお寺(東京)へ戻られるのですが、滋賀県の比叡山からお金を持たずに歩いて帰ります。
比叡山での修行中は100日間の回峰行をされたりと、とてつもなく過酷なものだったようですが、最後の最後まで厳しい道を選ばれるようです。
ちなみにコースはこちら。比叡山からお寺まで475km。Google mapが言うには102時間、1日70km歩ければ約7日かかります。
いや、一日70kmってそんな無茶な。と、常人なら思ってしまうところですが、回峰行をされたお坊さんには射程距離内なのでしょうか。
そしてシェアしてほしいということだったので、facebookに書かれた想いを転載させて頂くと
なぜ歩くか。
日本を味わい、平和を祈る。夢は世界平和。
しかし、あまりにも無力。
夢に対して具体的目標もKPIにも落とし込めず、何も出来ずにいる自分がいます。
テロ、戦争、弾圧、圧政。
世界各国で苦しむ人が沢山。
世界平和なんて夢のまた夢。
人類史上なし得ていない理想郷でもありましょう。
ただ、日本という国は古代から征服されることもなく
ここまでやってきました。
戦乱の世、狂乱の世、朽ち果てた時代もありましたが
平和を希求し非現実的な理想論を振りかざすだけではなく
現実的に妥当性の高い外交、防衛、内政をしながらここまでやってきました。しかし、これからの日本はどうなっていくのか。
不安材料が多過ぎる。
ただ、その未来を作っていくのは紛れもない自分たち。
日本には沢山の魅力とヒントが残っているように思えます。
日本という土壌、文化、歴史は世界を平和に導く可能性を
本当に秘めていると信じています。その日本を少し歩き、神仏に祈りを捧げ
神仏の声、内なる声に耳を傾け、歩きます。
現実世界、娑婆世界に戻る前の総仕上げです。
とのことです。
そしてお金を持たずに歩かれるので、東海道沿い、滋賀、三重近辺で、道中に泊めて頂けるお寺や家を探されています。お食事、お茶、お菓子でも、なんでも助かりますとのことです。
また法施(読経、お加持、法話)や身施(掃除や皿洗い)など、全力で行われるとのこと。
実はほーりがー住んでいるのは、小野さんのお寺(普賢寺)から、自転車で10分ほどの距離だったりします。
ここが、ゴール。
うん。小野さんのことを撮影した写真はなかったので、残念ながら姿は見せられませんが、結縁企画という会社を作られたりと、面白いお坊さんです。
お参りにも一度行かせて頂きましたし、今回のチャレンジは頑張ってほしいなと思います。何より、無事に帰りつけますように。
ということで、もし協力しても良いかなと思われる方は、小野常寛さんに連絡してみてくださいませ。