テレビ局から見た、一般の方に宿坊の魅力を伝える3つの要素

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ほーりーがおとな時間研究所に出演

 先日、NHK Eテレの『おとな時間研究所』に出演させて頂きました。こちらは名前の通り、おとなが楽しめる様々なテーマを取り上げて紹介する番組です。

 そしてほーりーは、宿坊の専門家として登場しました。お寺や神社の宿泊施設に泊まる旅。一昔前よりだいぶ言葉も浸透したと思いますが、それでも一般的な旅行スタイルと言えるほどには認知されていません。

 そんなわけで今回はせっかくの機会ですし、司会の常盤貴子さん、アナウンサーの山内泉さんから質問を受けながら、宿坊の魅力を語ってきました。

 放送後は多くの方からメッセージが送られてきましたし、宿坊研究会のアクセスやメルマガ登録者も増えていたので、良い評価を頂けたのではと思います。

テレビ局のディレクターさんは初心者目線がすごい

 そして実はこの番組。ディレクターの方とは半年前くらいにお会いして、内容の相談を受けてきました。

 その中で感じたことですが、実際に宿坊研究会を26年運営している私より、初心者目線という意味ではディレクターさんの方が優れているということです。

 まあ、様々なテーマで番組作りをされている方ですし、テレビを通してそれらの魅力をどうやったら伝えられるか考え続けているプロフェッショナルなので、当然と言えば当然ですが。

 実際に私もお会いしたり、オンラインやメールで打ち合わせした時は、あらゆる角度から質問を受けました。私にとってもこれまでの活動を振り返る良い機会になりましたが、そこから番組内で取り上げる宿坊や、どのように焦点を当てるか練り上げていったのはディレクターさんです。

 そんなわけで今回の番組構成を見ると、お寺や神社に馴染みのない方に宿坊のどこが魅力的に見えているかがよく分かります。それは簡単に述べるなら、「体験」、「料理」、「出会い」です。

宿坊の魅力を伝える3つの要素

 今回の番組では、最初に身延山の宿坊・端場坊さんが紹介されました。常盤貴子さんが宿泊して瞑想や朝のお勤め、境内の作務などを体験された様子が放送されています。またほーりーが同じ宿坊に泊まった時の、水行の様子も映されました。

ほーりーの水行体験

お寺や神社に泊まる旅ということで、やはり修行体験は最もイメージしやすいものでしょう。視覚的にも目に留まりやすく、冒頭で宿坊とはどんな場所かをイメージして頂くには欠かせない要素です。

 続いて番組では、精進料理に焦点が当てられていきます。美味しい食事はやはり旅の醍醐味ですが、料理が名物のホテルや旅館はたくさんあります。その中で宿坊ならではと言えるものは、やはり精進料理です。

 前の映像でも常盤貴子さんが料理を頂くシーンが紹介されましたが、このコーナーでは神奈川県川崎市の飯沼康祐住職が主催している精進料理の会や、考案されたレシピなどが紹介されました。

 またちょっと変わったものとして、静岡県浜松市の方広寺で出される「精進うな重」も登場しています。豆腐や山芋などをかば焼き風にした「うなぎもどき」は精進料理の定番ですが、重箱にどどんと乗って出てくるとはさすがうなぎどころですね。

精進料理のうな重

 さらに後半に入ると近年に新たに宿坊が誕生した、青森県大間町の普賢院さんが登場します。

 人口が減り続ける本州最北端の町で、菊池雄大さんがどんな想いで宿坊を作られたのか。宿坊研究会がそこで果たした役割や、菊池さんとほーりーの出会いエピソードなど、旅というより人にクローズアップされていました。

ほーりーと普賢院の菊池雄大さん

 単に泊まるだけでなく、そこにいる人や地域の中でのお寺の役割、そんな宿坊のバックグラウンドまで紹介して下さったのは嬉しい限りですね。

ということで、、、

 番組の中では自分好みの宿坊を探すヒントや、堅苦しく考える必要はないけどお参りの気持ちは持ってほしいこと、木造建築など貴重な建物も多いのでキャリーバッグを引きずらないなど、初めての方がより有意義に泊まるためのポイントも語ってきました。

 また私の活動に対しても質問が投げかけられ、お寺や神社を未来に伝えていきたいといった想いもお話しさせて頂きましたよ。

 そんなわけで今回の番組が宿坊をより多くの方に親しんで頂く、きっかけになってくれたらと思います。

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