東京・増上寺のカウントダウン中止から、お寺活性化について考える
増上寺恒例の年越しカウントダウンは
残念ながら今年も中止となったようです。
私も以前に行ったことがありますが、
境内は多くの方でにぎわい、全員で新年のカウントダウンを叫び、
願いを込めて風船を飛ばして新年を迎えるとても楽しい行事でした。
増上寺の公式サイトを見ると、中止理由は「安全確保の関係上」とのこと。
もちろん増上寺規模のお寺でカウントダウンを行えば、
誘導や安全への配慮も非常に重要なことですし、
その点でイベントを実施できないのであれば仕方ないように思います。
ただ一方で除夜の鐘や初詣は国民行事ですし、
普段は寺社に足を運ばない人も訪れる大きな機会です。
もっともっと様々な寺社が工夫を凝らした新たな年越しスタイルを
作っていっても良いのかなと感じています。
てことで、除夜の鐘や初詣の情報で
これは行ってみたいというものをここ数日ブログでも紹介してみました。
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近年は除夜の鐘の音がうるさいと苦情が来て、
鐘を突くのをやめたなんていうお寺の話もお聞きします。
別に増上寺のように大規模なものでなくても、
これは楽しそうと思える町の小さなお寺の除夜の鐘がたくさんあれば、
それだけでお寺もワクワクしたものになるのではないでしょうか。
時代の流れなんて言わないで、
もっともっと新たな除夜の鐘や初詣が生まれてきたらと思います。