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ホテルが取れない受験生に、お寺を解放できないか?

01.宿坊
 

海外からの旅行客増加で、地域によってホテルが満室という状態が続いています。

例えばシンプルで手頃なホテルとして急成長を遂げていたはずのアパホテルが、シングル素泊まり3万円台などというニュースが流れていました。

アパホテルの公式サイト上で空室検索をすると、3月中旬から4月上旬にかけての土曜日、都心のホテルで軒並み高級ホテル並みの値を付けていた。3月19、26日、4月2日を見ると、例えば、渋谷、新宿歌舞伎町、新橋のホテルでシングル素泊まり禁煙ルームが3万円から3万2000円ほどとなっている。

これは私の知り合いでも似たような話を聞きます。3万円はすごいですが、アパホテルが2万円超えててびっくりしたなんて話は、身近なところでも話題になっていましたし。私も民泊議論の高まりを受け、宿坊の可能性について何度も取材を受けました。

そして、また一つ。びっくりするニュースが目につきました。受験生がホテルや航空券を取れずに出願先すら変えざるを得なくなっているというお話です。

「このままだと野宿もしくは秋葉原のネカフェ」と書き込みをした埼玉県在住の高校生は1月下旬からホテルを探したが見つからず、「ようやく見つけたホテルは受験会場から遠いところで不安だらけ」と嘆いている。なかにはホテルだけでなく、航空券もとれないために出願校を変更した受験生が実際にいるという。

ツイッターで検索してみると、出てくる出てくる。

検索してたら心がすさんできたけど、このツイートにほっこり。

そんで、思ったんですが、この時期。受験生にお寺のあいてる部屋とか提供してあげるのはどうでしょうか? 地方の学生はただでさえ連泊してお金かかるのに、宿泊料金高騰、そもそも宿が取れないとか、たまたま旅行需要の増加と受験時期が重なったというだけで試験会場に行く前に右往左往しなければならないのは、かなりかわいそうな話です。

もちろんお寺という慣れない環境に試験前日に泊まることもそれなりのハードルではありますが、本気で宿がなかったり、一泊数万円のところしかあいてないなどで顔を真っ青にしているほんの数人に受け入れ姿勢を示すだけでも、受験生に暖かい気持ちが灯ります。

しかもこれ、将来的に宿坊化を考えているお寺にとっても、ちょっとした経験値作りになるんですよね。宿坊を作ることは大変ですが、以前に書いた『宿坊を開くための7つのリスク軽減策』でも、イベントとしてちょっとだけ宿泊を受け入れるということの有用性を紹介させて頂きました。

定常的に宿泊者を受け入れる「宿」としてではなく、イベントとして宿泊者を受け入れます。単発であれば設備投資を行わず、あるものを活用するだけで開催可能です。また、それによって設備や備品など必要なものの見極めや、運営ノウハウを学ぶこともできます。

東日本大震災時に帰宅難民に宿泊場所を提供したお寺は多かったですが、こうした受験生にちょっと空いた部屋をお貸しすることもできるのではないでしょうか。困っているほんの数人をたった一日受け入れるだけでも、お寺が若い世代を応援しているというものすごいメッセージになります。

「本気で困っている方がいたら、ぜひどうぞ」と思われるお寺があったら、ぜひツイッターでもフェイスブックでも発信してみてください。こうしたちょっとした事の繰り返しが、社会にお寺があるという安心感を作っていきますよ。

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お寺と受験生

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