突如お亡くなりになったパソコンを前に、お寺について思うこと
先日、パソコンが故障しました。
電源を押してもセーフモードすら立ち上がらず、
虚しく再起動を続ける我がPC。
中に入っているデータをまるごと失う危機でしたが、
中のハードディスクを抜いてまるごと他のパソコンにつなぎ変え、
どうにか事無きを得ました。
それはともかく、新たに購入した新パソコン。
慣れないwindows8のインターフェイスに苦戦中ですが、
これまで課題にしていたことをもののついでと一気に解決図ったりと、
これはこれで良かったかなと思っています。
例えばハードディスクのミラーリング
(2つのディスクに二重保存して、データ消失を防ぐ技術)。
これこそまさにパソコン壊れるまえにやっておけよという話でしたが、
ようやく腰を上げて実施ました。
また、複数メールアドレスがごちゃ混ぜになっていた某メールソフトに変えて、
アドレスごとにメールを分けて表示できるソフトを導入。
まだまだ前の環境より効率良く扱えているとは言えませんが、
それでも環境を作りこんでいけば良くなっていく気がします。
私は改善が苦手です。
細かな工夫は好きですが、パフォーマンスを大きく落としても
仕組みを変えていこうという動きは、あまり得意ではありません。
ですので今回のように無理やり改革を迫られると、
なんでやらなかったんだと、その効果にがく然としたりします。
でもこれは、お寺や神社も同じことが言えるかもしれません。
これまで全て後回しにしていたことが、
一気に動き出す瞬間がいつ来るか。
結婚式という分野では苦境に立たされていた神社の方が、
お寺より10年以上も早く動き出しました。
そんな話をお聞きしたので、
今の神前結婚式と仏前結婚式の差に想いを巡らせ、
私のパソコン環境について改めて反省した次第。
新しいことを始めることは、いつもものすごいパワーがいります。
100パーセントの力で目の前のことをこなすだけでなく、
多少速度を緩めても未来に向けての種を蒔く。
寺社ビズ、宿坊開設プロジェクト、仏前結婚式盛り上げ企画、寺社パーク。
なんだかいろいろと手を付けていますが、
少しずつ、少しずつ、進めていこうと思います。