神経を目一杯使ってまで、寺社コンでフランステレビ局の取材を受けた理由
先日、寺社好き男女の縁結び企画『寺社コン』にて、
フランスのテレビ局の取材を受けました。
実は寺社コンのサイトにも書いてある通り、
寺社コンでは通常はカメラが入っての取材はお断りしています。
そしてその宣言通り、ここ2年以上、
そうした取材依頼はずっとお断りしてきました。
これは興味を持って頂けるのはありがたく、
また寺社コンのPRになる機会を逃してもったいないと思うところもありますが、
出会いの場ということを考えるとやはりカメラはプレッシャーになることが多く、
参加者優先でやっていきたいと考えての判断です。
それではなぜ、今回の取材を受けるに至ったのか。
実は最初に話がきた時、この取材依頼もいつも通り断っていました。
ただ先方から、それでもなんとかならないかというお話があったこと。
フランスでの放映であれば日本の番組よりも
参加者の負担にならなさそうであること。
そして海外にお寺の取り組みが紹介できれば、
日本に興味を持って頂ける方が増えるのではないかと考えたこと。
以上、3点が取材を受けた理由です。
フランスで紹介頂いても、寺社コンの参加者がフランスから来るわけではありません。
また引き受けるに当たっては、顔出し不可などの条件を設けたり、
テレビ局との確認を徹底したり、そして参加者にも細かく説明したりなど、
労力がかなり必要でした。
さらにそもそも参加者募集の段階で
テレビ局の取材が入る旨を記載しなければならないため、
テレビ局が希望していた取材時期より3ヶ月も後ずらしして頂きました。
テレビ局のディレクターさんにとっても、
うるさいことをいろいろ言ってくる取材対象ではなかったかと思います。
ただそうしたテレビ局や参加された皆さん、
寺社コンで滝行を指導して下さった不動院の導師の方々も含め、
多くのご理解とご協力を頂きながら、どうにか無事に取材を終えることができました。
私にとってもいつもの3倍くらい神経を使った寺社コンでしたが、
お寺パワーを世界に発信! 日本、いいなと思って頂けたらと思います。