フリスタと朝日新聞がW主催するブッダニア、経緯を聞いてみました

お坊さん達が作っているフリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち（フリスタ）』。

仏教を一般の人に楽しく伝えようという活動では草分け的存在で、経済産業省や観光庁も後援した日本フリーペーパー大賞２０１３で特別賞を受賞したりと、豊富な実績もある団体です。

お坊さんが作る『フリースタイルな僧侶たち』がすごい賞を受賞しました。

過去にほーりーも輪番編集長を務めたことがあり、その後しばらく「Tシャツの人」とか呼ばれたりしたのは内緒の話。

ちなみに、こちらからダウンロード可能です。内容は宿坊について、語っていますよ。

そして先日、とあるお寺に出掛けてきたら終わった後に「堀内さん、これちょっと見てくださいよ～」と頂いたフライヤーが面白かったので紹介します。

こちらは11月26日に行われる『修行体験ブッダニア』のもの。大阪・心斎橋にある三津寺や周辺の街を会場に、様々な修行体験が行われます。

いや、ごめん。後から見返したら、フライヤーの後ろから顔を出す骸骨が気になって仕方ない写真になっていましたが。

撮影時には構図全体を確認することが大事ですね～。とりあえず、こんな服を着ていたお坊さんが悪いということで。

で、言いたいことは変な写真が撮れたという話ではなく、今回のイベント主催が「フリースタイルな僧侶たち」と「朝日新聞」であること。

これはちょっと面白い組み合わせということで経緯を聞いてみると、朝日新聞社さんでは2015年に「寺社文化財 みらいセンター」というものを立ち上げ、仏教文化保護・市民の学びの場の提供などを中心に活動されているそうです。

そこで若い人にアプローチできる企画を作りたいとフリスタに声がかかり、去年は京都の誓願寺さんで魚山声明とアイドル菩薩さんの公演が行われました。

そして今年は、さらに仏教文化を体験いただこうと様々な修行体験が行えるブッダニアが生まれたとのこと。朝日新聞さんは昨年は企画のご意見を頂いたそうですが、今年は主に広報面で協力されているそうです。

気になるブッダニアの内容は

ブッダニアではお寺や街を会場に、六根（眼・耳・鼻・舌・身・意）をテーマに6つの修行道場が開かれます。

眼＝法善寺特別ご開帳
耳＝声明と読経
鼻＝利き線香
舌＝アラサー僧侶とお茶を飲む会
身＝写仏と写経
意＝坐禅とお念仏で精神統一

です。

会場となる三津寺の加賀俊裕さんからも、ブッダニアにかける想いを頂いたので紹介します。

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フリースタイルな僧侶たち、イベント企画の加賀と申します。

今回企画の「修行体験ブッダニア」どこかで聞いたような、、、というご指摘は置いておいて。

ブッダ＝お釈迦さま、ニア＝～の国、というタイトル通り、お釈迦さまの国で修行体験をしようというイベントです。

僧侶といえば厳しい修行を乗り越えて、、、というイメージを持たれている方もおられるかと思いますが、そもそも修行ってなんなのだろう？　お勤め？　掃除？　滝に打たれること？　そんな疑問にお答えできるかもしれないのがブッダニアです。

僧侶と一緒に、同じ目線で僧侶が普段おこなっていることを体験し、人間の認識の根幹である六根「眼・耳・鼻・舌・身・意」で感じ、向き合う。そうすることで修行、ひいては仏教の本質が見えてくるかもしれません。

フリースタイルな僧侶たちを読んで（読んでいなくても）仏教に興味を持ったけれど、もっと仏教のことを知るにはどうしたらいいのかお悩みの、そんなあなたにオススメする「修行体験ブッダニア」おそらく日本で一番気軽な修行体験です。

ぜひ皆様のお越しをおまちしております。

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ということで、以下はブッダニアのイベント情報です。

修行体験ブッダニア

日時　　　：　2017年11月26日（日）　14～19時
修行体験　：　各500円（1回・申込不要）
会場　　　：　七宝山大福院三津寺

ご興味あれば、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。