最近、宿坊や樹木葬の無料相談を受けまくっています

先日、福岡県のとある住職さんから、お寺の将来について相談に乗ってほしいとメールを頂きました。しかし九州だとぱっとお会いするのは難しいため、ネット会議をしましょうと回答し、あれこれ話を聞くことにしました。

そのお寺は現在、人口が減り続けている地域にあり、仏事もどんどん少なくなっているそうです。そしてこのままだとお寺が将来立ち行かなくなるので、打開策を模索しているとのことでした。

このご住職は宿坊に強く興味を持たれているようで、税理士さんに相談して宿泊業は良いのではとアドバイスを頂いたり、英会話教室に通って英語を学んだり、10代から続けている趣味を生かして、好きな人が泊まって語れるコミュニティを作りたいと意欲も燃やしています。

ただしまだ家族の了解が得られていないので、計画書を作成しながら話し合いたいと仰られていました。

大分県のお寺の副住職さんからは、以下の記事を読んで心に火が付いたというご連絡を頂きました。

住職（親）の引退まで動けないとぼやく副住職に伝えたこと

記事の内容は新しいことに否定的な親（住職）と話し合いが持てない息子（副住職）に発破をかけるものですが、この方は家族関係が少し複雑で、お寺の将来に不安があるものの、なかなか前に進めずにいたとのことです。しかしやはり宿坊開設に興味があると仰られていて、電話口で状況を整理しながら、ひとまず周りと一緒に感覚をつかむ意味でも、無料で人を泊めるイベントを開いてはどうかと提案しました。

福井県のお寺の副住職さんからは、以下の記事に共感したので話をしたいとメールを頂きました。

檀家さんからのお布施以外で、お寺に収入を増やす５つの方策

檀家さんからの寄付・お布施に依存したモデルに限界を感じており、多角化をすすめたいと考えられているそうです。そこでほーりーが提唱している布教と経営が両輪で回るパーツを組み合わせた「石垣型のお寺設計」に興味を持ったと仰られていました。

この方はちょうど日程が合ったので、今度ほーりーが京都に行った時にお会いする予定です。

これらは全てこの一ヶ月以内の話（他にもいくつかあります）です。また２か月前は千葉県や大阪府で樹木葬導入について相談を受けたり、京都、熊本、盛岡、長野、名古屋で開催したほーりーナイトでも宿坊や樹木葬が大きなテーマでした。

ここ数カ月、大小様々ですが相談を受けた件数で言えば、第一位は宿坊で、二位が樹木葬、三位が婚活イベントですね。あとはお坊さんじゃないけど、企業の方から話を聞きたいというメールも増えています。

ほーりーへの宿坊や樹木葬の相談は無料ですよ

それで冒頭の方とネット会議を行った時の様子がこちらです。

お坊さんにはちょっと大胆なぼかしを入れてみましたが、ほーりーに迫りくる魔界からの使者みたいになってしまいました。すみません。

まあ、私の画像編集能力のつたなさは置いといて、遠く離れた方ともfacebookやスカイプ、appear.inなどで会議ができてしまうのは便利な世の中ですね。

で、こちらが終わった後に、「相談料はいくらですか？」とメールが送られてきました。

そして、答えました。「無料ですので、お気になさらずに～」

ほーりーはコンサルタントとしても活動しています。現在もいくつかの企業やお寺と契約して顧問などを務めていますし、講演、執筆、ミーティングなどは料金をネットで公開しています。

ほーりーへのお仕事依頼価格表、2018年版に更新しました

しかし何でもかんでも、お金を頂くつもりはありません。特に現在ほーりーが力を入れている「宿坊」や「樹木葬」に関する相談であれば、ほーりーの活動範囲内（主に関東・関西）でお会いすることや、遠方の方とのネットミーティングは無料でも良いかなと考えています。

(もちろん定期的に繰り返される場合は別ですが)

ということで、、、

先日、相談を受けた時にお会いした住職の奥さんからは、「ほーりーさんって、会うまでめちゃくちゃ怖い人かと思っていた」と言われてしまいました。

いやー、自分で言うのもなんですが、とってもフレンドリーですよ。私は。お金についてもあれこれ言うし、ブログにも書いていますが、それは自分が生きるために必要だから仕方がないのです。

基本的にはいろんなお寺や神社に行くのが好きな人間なので、呼ばれればホイホイ行きますし、人ともどんどん話します。

それに私の力が少しでも寺社の役に立てるなら、それはとても嬉しいことですしね。

ということで、ほーりーの話を聞いてみたいけど、お金がかかるんじゃないかと思われている方。まずは気軽にお声がけくださいませ。