エンディング産業展に皆勤賞のほーりーが、今年感じた6つの変化
毎年、東京ビッグサイトで行われているエンディング産業展。今年もほーりーは顧問を務める霊園会社・アンカレッジ&お寺の応援団ブースに立っていましたよ。
今日はエンディング産業展、最終日。今日もほーりーはブースに立っていますよ。来られる方、ぜひぜひお会いしましょう! pic.twitter.com/ycwawHhNw0
— ほーりー(寺社旅研究家) (@holy_traveler) 2018年8月24日
3日間、たくさんの方にお越し頂きました。ありがとうございま~す。
それで今年も合間合間に会場をふらふらと、見回っていました。そこで感じたことをまとめてみます。
来場者数は去年より微減
今年は去年より、ちょっと少ないかなという声はあちこちで聞かれましたが、実際に調べてみると2018年は前年より微減だったようです。
2017年は25867人、2018年は24972人とのことで、台風が迫る中では順調だったと言って良いのではないでしょうか。
ちなみに日にちごとの人数を見ると
8/22(水) 8652人
8/23(木) 8563人
8/24(金) 7757人
と、なっています。
一番集客を見込んでいそうな8/24の友引前夜に荒天で交通機関が大きく乱れたのは、エンディング産業展の主催者さんにとっては痛いところだったかもしれませんね。
それと、今年の会場は去年より面積も広くなっていました。
2017年 東5ホール(8350㎡)
2018年 東7ホール(11680㎡)
ということで、1.4倍近くの広さがあります。
そのためか、密集度が減って展示を素通りする方が多くなっていたのは、ブースに立つ人間にはやりづらいところでしたね。
お坊さんブースが増えた
まず最初に感じたことは、お坊さんブースやセミナーが増えたことです。これは開催前にも以下の記事にまとめましたが、
今年のエンディング産業展は、仏教団体の参加がさらに増えている
当日、会場でも改めてお坊さんの姿が目立つようになってきましたね。
去年から出ていた浄土真宗本願寺派さんやまいてらさん、今年から登場した真宗大谷派さん、曹洞宗岐阜県青年会さんなど、ちょいちょい遊びに出かけていましたよ。
会場のあちこちに知り合いがいると、楽しいですね。
また他宗派でも今回は見送ったものの、来年以降は出展を考えているところもあるそうで、もしかしたらこれからまた増えていくかもしれませんよ。
とんがっているものが減った
これはある意味でメディア受けするというか、一目で何だこれ! と、異様な存在感を放つブースが、今年はなかった気がします。
これまで、こうした取材ホイホイなものには
○宇宙葬
○美坊主コンテスト
○ペッパー導師
などがあったわけですが、今年は比較的落ち着いた印象がありました。
(ちなみに宇宙葬のブースはありましたが、すでに驚きの対象ではなくなってきています)
メディア殺到とまでは言わないですが、大阪であった幸福の科学のブースも東京には来なかったですしね。
また、これはとても感覚的ですが、見上げるような高さのブースは減った気がします。それぞれの出展社さんも高さを求めても、あまり集客には影響しないと思ったのでしょうか。
その意味で、エンディング産業展も少しずつこなれてきているようです(ただし会場の天井高さが去年より低いので、その影響もあるかもしれません)。
海外からの来場者が増えた
一方で明らかな変化を感じたのは、中国や韓国の方の来場者が増えていることです。初年度はそれほど見なかった気がしますが、年々目立つようになってきました。
主催者の話によると、アメリカやヨーロッパなど、遠方からも各国の方が来ているそうです。ロイター通信からの取材もありましたし、アジア圏以外の方もちらほら見かけましたし。
それに今年はセミナーでも、海外事例を扱ったものが出ていましたし。
ほーりーは宿坊を中心にグローバル化の研究を進めていますが、葬祭業でも確実に新しい波が押し寄せてきているみたいですね。
樹木葬は伸びている
アンカレッジはお寺に特化して樹木葬を作っている会社ですので、やはり他社の樹木葬は気になります。それであちこち見て歩きましたが、樹木葬は今年も堅調な様子でした。
こんなにスペース取って展示をしているところもあって、ちょっとびっくりしましたし。
それと樹木というより、花を強調したブースも目立っていましたね。
需要も伸びていますが、供給者も増えている。アンカレッジも気を引き締めていかないといけませんね。
そして我らがアンカレッジも新たな挑戦をしています
もちろん、アンカレッジも成長しています。今年の変化は以下の記事に書いていますので、よろしければぜひどうぞ。
エンディング産業展。アンカレッジブースの見どころを4つ紹介!
読むのが面倒くさい方のために簡単にまとめると
○ブースのスペースが4コマ分に拡大
○お墓の販売パートナーを新たに募集
○3日間に渡って、ミニセミナーを15回開催
○お寺の応援団は継続
という感じです。
初日にはテレビ取材も受け、TBS『あさチャン』でしっかり取り上げられるなど、注目度も増しています。この勢いに乗って、2018年の後半も進んでいきたいですね。
ということで、、、
他にも会場で気が付いたこととして
○供養のコンパクト化が進んでいる
○美しい女性モデルで人を集めるブースは減った
○技術革新も進んでいる
というものがありました。
宿坊もそうですが、樹木葬やお墓関連についてもほーりーにあれこれ聞いてみたいという方は、現在積極的にお会いしたりネットミーティングなどでお話もしていますので、お気軽にご連絡ください。