東京文化財ウィークが楽しすぎる！　寺社好きにおすすめのコース2014年版

毎年毎年、楽しみにしている東京文化財ウィーク。2014年版のガイドブックを入手しましたので寺社好きにおすすめコースをまとめてみました。

■根津神社

根津神社は10月29日（水）～31日（金）の10時からと15時からで一日2回公開です。平日なのでちょっと行きにくいですが、東京文化財ウィークの企画は11月2、3日に固まっているので、こちらの都合がつく方はおすすめスポットです。

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■増上寺近辺

増上寺経蔵と妙定院熊野堂・上土蔵が公開されます。ちなみに増上寺は11月2日（日）、11月3日（月・祝）公開、妙定院は10月31日（金）～11月2日（日）に公開です。ということでおすすめはどちらも公開されている11月2日（日）です。

増上寺経蔵の内部は徳川家康から送られた一切経が納められていた八角形の輪蔵があり、こちらをぐるぐると回すことが可能です。なお、注意事項として雨が降ると公開中止となります。

妙定院は江戸城大奥寄進の仏像が公開されています。また11時から土蔵解説、13:30から展示解説が行われます。去年のインタビューですので内容は変わった部分もあるかもしれませんが、妙定院・小林惇道さんからの見どころメッセージもご参照ください。

東京文化財ウィーク・妙定院展のお知らせ

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■白金周辺

珍しい黄檗宗寺院で、明の様式を伝える瑞聖寺の大雄宝殿が11月2日（日）14時～15時に公開されます。こちらはお坊さんがいろいろと説明して下さって、中にも入らせて頂けたので貴重な体験でした。

ちなみに寺社ではありませんが、近くにある明治学院インブリー館も公開されています。瑞聖寺に行くなら、こちらもチェックしておきましょう。

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■府中周辺

11月3日（月・祝）に西部多摩川線「白糸台駅」または京王線「多磨霊園駅」から歩いたところにある、上染屋不動堂の銅像阿弥陀如来が公開されます。善光寺式の美しい仏様です。なお、雨天時はレプリカに変わるそうです。

そして多磨霊園駅から２駅離れた府中駅近くでも、同じ11月3日（月・祝）に善明寺で仏像ご開帳があります。こちらは鉄造で重要文化財に指定されている阿弥陀如来。ふくよかなちょっと独特なお姿が印象的です。

なお、さらにちょっと電車に乗れば、西国分寺駅から徒歩１５分のところにある武蔵国分寺跡資料館でも、銅像観世音菩薩立像が拝観できます。

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■東村山

11月3日（月・祝）に東京唯一の国宝建築・正福寺地蔵堂が内部公開されます。禅宗様式の教科書とも言えそうな、非常に美しい建物です。ちなみに私が行ったときは１５時以降は内部写真撮影OKという、ちょっと変わったルールがありました（地蔵まつりで法要を行っている？　からでしょうか）。

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■昭島市

11月3日（月・祝）に拝島大師の隣にある大日堂で、大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来がご開帳されます。こちらも美しい仏様です。写真撮影NGとなっていましたが、現地ではOKと言われたので撮影させて頂きました（暗かったのでぼやけましたが）。撮影については今年はどうか分かりませんので、案内の方に従ってください。

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■目黒

10月25日（土）～11月3日（月・祝）と東京文化財ウィークの企画の中でも、長期間で訪れやすい目黒の大円寺。こちらでは鎌倉初期の清凉寺式釈迦如来が公開されます。美しい仏様ですよ。

と、他にもおすすめはたくさんありますが、切りがないのでまずはこんなところでしょうか。ちなみに毎年公開内容にそれほど大きな変更はありませんが、以前に行ってすごく良かった護国寺が今年はなくなっていたり、気がつくと消えてしまうものもあるようです。

ですので、この年に一度の大チャンス。東京文化財ウィークで気になる企画があったら、行けるときに一気に行ってしまうのをお勧めしますよ！