福井県で宿坊開設に関するセミナーに登壇します
『福井県の新幹線開業アイデアコンテスト』で、『丸岡城天守を国宝にする市民の会』が応募した「城下町に素泊まりホテル(宿坊)をつくる」が入賞しました。
こちらは2023年に福井・敦賀まで北陸新幹線が延伸することに伴い、福井県が企画されたコンテストです。そして『丸岡城天守を国宝にする市民の会』さんは、福井県坂井市にある丸岡城天守の国宝化運動を通して街作りや歴史・文化を次世代につなげる活動をされている団体です。
その活動の中で宿坊にも可能性を感じられ、現在は地域のお寺と連動しながら宿坊を作るプロジェクトが進んでいます。
今回はそんな流れからほーりーにお声がかかり、地域の方やお坊さんを対象にした宿坊セミナーが開催されることになりました。福井県には素晴らしいお寺もたくさんありますが、この地域で宿坊が花開けばと、ほーりーも全力でお話をさせて頂きますよ。
宿坊の現状と未来予測
そんなわけでまずは、宿坊の可能性について。
ほーりーはこれまで宿坊開設の相談を受けたり、お坊さんや観光業界での講演、月刊住職や仏教タイムス、中外日報といった宗教専門誌で、宿坊を開く意義を語ってきました。そのエッセンスをまとめたものが、『宿坊の現状と未来予測』です。
こちらは主に、以下の5点で成り立っています。
○「歴史から探る」宿坊とは何か?
○宿坊を開設する3つのメリット
○宿坊サクセスストーリー
○考えなければいけないもうひとつの特性
○これから日本で宿坊が活躍する領域
その中でも特にお伝えしたいのは、以下の資料です。これは宿坊がアプローチできる日本の諸問題を5つにまとめて記しています。
旅行者にとっては人生に気づきが得られる旅先であり、悩む人には駆け込み寺となります。災害時などは避難施設にもなるでしょう。
一方で産業界には新たな経済活性策となり、お寺や神社には布教と収入が両立する新たな存続モデルにもなります。
お寺や神社はこれから大量消滅時代が来るとも言われていますが、大好きな寺社がなくなるのは悲しいので、その一部でも次世代に残していくべく、宿坊を広めていけたらというのがほーりーの考えです。
そしてさらに直近のトピックスとして、新型コロナウイルスによる旅行需要の変化と、閣議決定された観光白書に「寺泊(宿坊)」が盛り込まれた2点があります。
極端なプラスとマイナスが混在し始めたのが現在の宿坊であり、これらも総合してこれから宿坊はどのように移り変わっていくか、地域とはどのように連携していけばよいかをお話させて頂きます。
ということで、、、
このイベントの情報は、以下の通りです。
【宿坊を中心とした、これからのお寺運営】
会場 : 丸岡 城のまちコミュニティセンター(福井県坂井市丸岡町霞町1丁目13-1)
日時 : 2020年6月26日(金)19~21時
参加費 : 無料
連絡先 : 講演会準備担当 橋本健二(0776-66-5755)
※新型コロナウィルス対策として、入口での手指の消毒、会場でのマスクの着用をお願いします。
どなたでも入ることが可能なので、参加ご希望される方がいましたら、上記連絡先にお電話してみてください。
それにしても、福井県は北陸では何かとご縁が多い県ですね。これまでも何度か講演させて頂いたり、現在も他のお寺さんから講師依頼を受けています。
これからも宿坊にご興味ある方とはどんどんつながっていきたいので、お近くの方などでご興味ありましたらぜひぜひお会いしましょう。
あ、あと6/27(土)は19時に福井駅近くでお坊さんや神主さん、寺社関連で活動されている方と、寺社について熱く語るほーりーナイト(単なる飲み会ですが)を開く予定です。
こちらもご興味ある方いましたら、よろしくお願いいたします。