AIが絵を描くMidjourneyで仏教的なアートを作りました
絵心というものが全くないほーりーです。だけど絵に対するあこがれはあるので、これまで絵を描かなくても漫画が作れるソフトなどを使ってきました。
宿坊研究会でこれまで生まれたキャラクター&新キャラのお披露目
そして完成したのが下のキャラです。彼女たち(由宇と菊乃)は宿坊研究会の特設コーナーで、様々な寺社をお参りする四コマ漫画で活躍してくれています。さらにお寺から依頼を受けて、お参り作法の説明漫画などにも彼女たちは登場しました。
さらにこれとは別ですが、今回はAIが好きな絵を描いてくれる『Midjourney』というサービスが話題になっていたので、試してみることにしました。
AIが絵を描くMidjourneyで仏教的なアートができました
まずは完成版がこちらです。Midjourneyは英語でどんな絵を描くか指示するのですが、「森の中にいる後ろを向いたお坊さん」的な感じで試したら下の絵が完成しました。
日本のというよりは、アジアのお坊さんっぽい感じですが。印刷して額に入れてあったら、芸術に詳しくない私のような人間は著名な画家の作品と勘違いすると思います。
というか、完成した時に普通に「おお! なんかすげぇ絵だ」と、びっくりしましたし。これがAIで自動的に描かれたなんて信じられません。
しかもインストールやアカウントを作る作業まで含めても、30分くらいで完成しました。どんな絵を描くかというコマンドを発行してからだと、1分もかかっていないような。さらに実はこの一枚だけでなく、いろんなバージョンが同時作成されてもいます。
いやー。なんかすごすぎて、ちょっと衝撃を受けてしまいました。
他にも描いた絵を披露しておきます
そんなわけで、他にも描いた絵を張り付けておきます。下は宇宙に浮かぶ蓮の花をイメージして、描いてもらいました。
風景画にもチャレンジ。山にかかる虹なんてものも作ってみたり。
入力した言葉によって上手くイメージが伝わったり伝わらなかったりしますが、もう作っているだけでワクワクしちゃうサービスですね!
ということで、、、
このMidjourneyが登場してから、クリエイター界隈で「仕事がなくなる」と激震が走っています。Yahoo!のトップページにも出ていましたし、ツイッターにはこんな言葉が流れてきて唸ってしまいました。
生活に必要な単純労働をAIにすべてやらせて、人間はお絵描きしたり音楽を作ったり、クリエイティブな事をして優雅に暮らすのが、AIの発達した素晴らしい未来という話だったのに、実際の現代は、きつくて安い単純労働を人間がこなして、AIはものすごく優雅に上手にお絵描きしてるの、ディストピアすぎる
— ひきこうもり (@Hikikomori_) August 3, 2022
作曲分野でもAIと人間が作った曲を流して投票したら、AIの方に評価が集まったなんて話もありますし。新技術が仕事を奪う(そして新しい仕事を作る)話は、産業革命の時代から繰り返し起きていることでもあります。
なのでほーりー的には、こうした技術がこれから寺社でどのように活用できるかに関心があります。パッと思いつくのは、御朱印やグッズなどの原画作成ですかね。
操作自体も難しくありませんし、作成枚数は限定されますが無料で絵を描くことも可能です(私もまだ無料の範囲内でしか使っていません)。使い方はネットで検索すればいくらでも出てくるので、興味ある方は試してみると発見がありますよ。