ほーりーは2万円(と交通費)で、お寺の相談に伺いますよ
このところ、「うちのお寺に来て相談に乗ってほしい」という依頼が増えてきました。ここ3ヶ月だと大分、岩手&宮城(兼務)、愛知のお寺に足を運び、相談を受けています。
他にも日蓮宗の総本山・山梨県にある身延山で行われた本山活性会議に呼ばれたり。あとは直接行ってはいませんが岡山のお寺の住職と、1年間定期的にネット会議でアドバイザーをしたりもしてました。
テーマはそれぞれですが、住職が考えている計画について意見が求められたり、新しく何かをする時のブレインストーミング相手として、ほーりーには声がかかっています。
例えば、大分のお寺では以下のリンク先のような形で話をしました。ブログで紹介して良いよと言われているのでレポートを載せさせて頂きました。
ほーりーがお寺の相談を受けるときに話していること
こうした「うちのお寺に来て、相談に乗ってよ」という依頼。一日中、あるいは宿泊もして長時間全力で話していくのでテーマは多岐にわたりますが、ほーりーの話は大まかに分けると以下の3つがあります。
○お寺の収入アップ
○企画の作り方
○情報発信方法
今回はこちらについて紹介します。
お寺の収入アップ
ほーりーが現在、大きな活動テーマにしていることは、檀家さんからのお布施以外でお寺の収入を増やすことです。
これは別にお布施をやめようということではありません(というか、変わらず大切なものです)。しかしそれがお寺社会の8割くらいを支えている現状、ひとつの柱がぼきりと折れて総崩れとならないためにも、収入源多様化は必須と考えています。
さらに言えば収入を多様化させる経過の中で世の中にお寺への入り口が増え、既存の葬儀法要に興味を持つ方も増えていくと予想しています。
そんな志に共感頂いて一緒に活動しているのが、現在ほーりーが顧問を務めている3つの会社です。テーマは宿坊(全国寺社観光協会)・お寺の樹木葬(アンカレッジ)・僧侶が講師を務める企業研修(インナーコーリング)です。
駐車場3台分の土地で1億円以上の大ヒット。お寺の樹木葬を改めて紹介
お坊さんの収入アップ策。企業研修に僧侶が登壇するcocokuri(ココクリ)
他にも仏前結婚式など、少しずつテーマは広げていこうと考えています。
また、お寺から「こんなことをして収入を増やしてみたいがどうでしょう?」という話を頂くこともあります。そちらについては可能性やリスクを一緒に整理したり、似た事例を紹介するなど、お寺でお茶を飲みながら一緒に頭をひねりまくっています。
企画の作り方
ほーりーは企画作りにおいて、以下の三つを大切にしています。
「役立つ」は人や社会の問題を解決するもの。「本物」は自分が培った専門分野に則ったもの。「意外性」は他人をあっと言わせる仕掛けです。
寺社コンで言えば、「役立つ=趣味の出会いを提供」「本物=寺社旅の専門家による、寺社体験のセッティング」「意外性=寺社での婚活」となります。
寺社コンを9年も続けて100人以上の結婚報告を頂けたのも、寺社での婚活なんてまだ世の中に全くなかった時から(意外性が機能するタイミングから)飛び込んでいったためです。
またお寺の外の人のニーズと、お坊さんが大切にしたいことをつなげることにも注意を払っています。
この図では「一般の人が求めていること」だけを大切にすると単なる受け狙いになってしまいますし、「お寺が大切にしていること」だけを優先させると独りよがりな企画になります。
この2つをどう紐づけていくかも、相談を受けた時に一緒に考える要素です。
情報発信法
ほーりーはこれまで、ウェブサイト、ブログ、SNS、メルマガと、インターネットを通して様々な情報を発信し続けてきました。
また新聞や雑誌で連載を持ったり、本の執筆、コンテストでの受賞、講演、メディアから300件以上の取材をうけるなど、様々な場所で自分の活動を取り上げて頂いています。
こうした情報発信について、技術やノウハウも溜まってきました。先日もお寺の奥さんにアドバイスしたところ、ブログのページビューが21.6倍に跳ね上がったという報告を聞いて私がびっくりしたほどです(まあ、もとが小さな数字だったこともありますが)。
が、テクニック的なことは分野によって内容が異なり量も膨大になるので、今回はどこでも使える「普遍テーマ」という考え方を紹介します。
上の図はインターネットでの情報発信をテーマにした講演で、ほーりーが用いているスライドです。私は情報を世間に伝えたいとき、まずは小さな分野で取っ掛かりを作り、それを普遍テーマに結びつけることが有効だと考えています。
その普遍テーマとは「健康」「愛情」「お金」です。
寺社×愛情を結びつけた『寺社コン』は典型ですし、寺社とビジネスをつなげる『寺社ビズ』活動もここに含まれます。
上の資料では「宿坊は趣味の領域」と書きましたが、こちらも経済活動に結びつけて考え続けたことで、ここ2~3年でビジネスや行政の世界でも宿坊が大きな話題になってきました。
ほーりーが自民党観光立国調査会で講演させて頂いたこともその一つの現れですし、全国寺社観光協会が手掛けた宿坊ファンドも象徴的です。
精進料理の思想から生まれたマクロビオティックや、禅の瞑想をもとにしたマインドフルネスも同様(規模でかいけど)でしょう。自分の活動を普遍テーマと結びつけることは、情報発信力にも大きな差を生みます。
ということで、、、
今年の初めに、ほーりーへのお仕事依頼価格表を掲載しました。
こちらでは
○講演は10万円が基本設定(各種割引あり)
○会議への参加は1回3万円
○コンサルタント契約は月3万円(寺社)、月5万円(企業)から
○執筆は1000文字で1.5万円
○写真の貸し出しは10枚1万円
と設定しました。
が、「お寺に来て相談に乗ってほしい」という話は書いてなかったので、どうしようかなと思ったのですが、一泊二日までは2万円+交通費(宿泊する場合は宿泊費も)で設定することにしました。
また、例によってお寺に泊めて頂けるなら、ホテルなどご用意頂く必要もありません。本堂とか空いている部屋に布団があれば、ほーりーはワクワク楽しめる人間なので(もちろん、泊まる場所がなければホテルなどでも大丈夫です)。
ということで、もしもご興味ある方いましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
なお、このブログを見て頂いている方のみの割引価格なので、ご依頼頂く方は「ブログを読みました」とお知らせください。また状況によっては価格更新することもありますので、その場合にはブログの最新情報を優先させて頂きます。