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2024年はパフォーマンス悪化を怖れないことにしました

湖とほーりー

 ほーりーが常々考えていることの一つに、変化には二種類あるというものがあります。一つは能動的な変化で、もう一つは受動的な変化。自分から起こした変化かどうかと言い換えてもよいかもしれません。

 そしてここ数年のほーりーは、受動的な変化に振り回されてばかりでした。なんと言ってもコロナによって活動は大きな打撃を受けました。まあ、宿坊をテーマにしていて、影響を受けずに済むことは無理というものですが。

 また去年に入ってコロナが5類になると、今度は忙しさで手いっぱいになりました。過去3年、取材とか講演とかぱったりなくなっていたのに、去年はいろんな方からお声がけ頂きましたし。

 そんなわけでこのところ、目の前のことをこなすだけで手いっぱいだったというのが率直な反省です。そこでもうちょっと能動的に変化を起こすには、どうしていけばよいかと考えていました。

 そして結論としては、新しいことをするための時間を確保するということになりました。

2024年はパフォーマンス悪化を怖れないことにしました

 忙しさに振り回されている中で時間を確保しようとするなら、目の前に並んだタスクから手を放す必要があります。それはきっと短期的にはパフォーマンスを下げることになるでしょう。そして長期的にも新しく始めた何かに結果が付いてくるとは限りません。

 そんなわけで、新しいことを始めるのは基本的に怖いことです。

 特にここ数年のほーりーを振り返ると、コロナやそれ以外の社会変化で上手くいかないことが増えているものの、全部が破綻するわけでもなく、一部はむしろ勢いを増したりもしていました。

 その結果、イケイケの気持ちで前に進むことも、危機感にあぶられて走り出すこともありません。これって何か以前に記事にしたぞと思って見返したら、こんなものが見つかりました。

 都心部や過疎地より、中小都市のお寺がこれから厳しくなっていく

 ここで書いたことを3行でまとめると以下の通りです。

 ○都心部は多くの人や企業が行き来するため、刺激を受けて動き出すお坊さんが多い
 ○過疎地は危機感に背中を押されて新しいモデルを生み出す方が増えている
 ○檀家制度が緩やかに減衰している中小都市のお寺が、もしかしたらこれから一番ピンチなのかも

 うーん。すっごいブーメランです。現状維持できる環境が一番危ないと自分で書いた言葉が、見事に脳天に突き刺さっています。

 そんなわけで今回のブログは自分への喝みたいなものですが、今年はやれば手堅く結果が出ることから、少し離れてみようと思います。

と、いうことで、、、

 写真のように龍に乗ってビューンと飛んでいければ良いですが、現実にはなかなかそうはいきません。千里の道も一歩から、京都は一日にして成らずですね。

龍に乗るほーりー

 昨年末はワードプレスのテーマを購入し、新しいブログの作り方を勉強していました。そちらを使って今年は新たなウェブサイト作りを始めています。

 またいくつかお話を頂き、新プロジェクトが発足したり、その準備が進んでいるため、そちらにも力を入れている状況です。

 まあ、その分、宿坊研究会や旅ブログの記事更新が減っていますし、新しいチャレンジが日の目を見るかは分かりませんが、パフォーマンスを落とす=失敗確率を増やすことを許容することにしたので、それは仕方ありません。

 そんなわけで、最近のほーりーはサボっているなと思ったら、水の中でもがいているんだとでも思ってくださいませ。

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