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テラハクは6月末までにお申し込みすると、システム使用料が半年無料

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テラハク

宿坊創生プロジェクトから誕生した『テラハク』。こちらは2018年6月から解禁される民泊に合わせて開発され、お寺や神社に宿坊を開設・運用するためのサポートシステムです。

テラハクが大々リリース。宿坊開設の敷居がとんでもなく下がります

このテラハク自体は7月から本格始動することになりましたが、現在はスタート時のキャンペーンとして6月中にお申し込みされた寺社はシステム使用料(半年分)とやめる時の解約料が無料になります。

多くの方にとって、まだまだ何だか分からないのが正直なところでしょうし、一番最初から手を挙げて下さる寺社のリスクは目いっぱい抑えていこうということで、このような方針が打ち出されました。

ということで、今回はテラハクの料金体系についてお知らせします。なお、記載料金は全て税別です。

テラハクの料金体系

テラハクの流れ

テラハクの料金体系は、大きく分けて3つのステップがあります。

民泊申請

民泊を行うためには、各都道府県への届け出が必要です。この届け出は寺社が個別に行う方法と、テラハクにお任せする方法の二つがあります。

個別に届け出を行うのであれば、テラハク側への費用は発生しません。この場合、テラハクは物件が民泊に使用できるかの営業適合確認を行います。平たく言えば、「客室」「トイレ」「お風呂(シャワーでも可)」「洗面台」「キッチン(シンク)」があるかどうかのヒアリングや登記情報の確認などです。

またその他、民泊を行うにあたっての基本的な要件や地域の条例など、様々なことに相談に乗って頂けます。

一方で申請代行を依頼する場合には、寺社が必要書類の収集を行う場合は5万円、書類準備も含めてテラハクにフルサポートで行っていただく場合は10万円となります。

お金はかかってしまうため、全部自分で書類書いて頑張るぞという方と、不安だから専門家にお任せしたいという方とで、どちらかを選ぶことが可能です。

掲載前のスタートアップ

テラハクは楽天トラベルやブッキング・ドットコム、エアービーアンドビーと言った大手宿泊予約サイトと提携しています(その他にもいくつか、進行中の話もあるようです)。

そこでウェブ上の予約システムに載せるため、必要になってくるのが施設予約ページの作成です。

こちらは物件の大きさなどで変わりますが、予約ページの作成のみであれば6万円から。また施設の写真撮影やゲスト向けウェルカムガイド作成を含めると、10~20万円となります。

写真の美しさはその後の宿泊予約率にも影響する部分ですし、自分で撮影するかプロに任せるかは考えどころですね。もちろんテラハクにではなく、お付き合いのあるカメラマンさんなどがいれば、そちらにお願いしても良いと思います。

またもう一つ大きなポイントになるのが、50㎡以上の施設は消防設備設置が必要になることです。こちらが入ると料金が高くなり、45~85万円程度になります。

その意味ではどんどん宿坊を進めていくんだという方以外は、できるだけ小規模でのスタートがおすすめかもしれません。

掲載後の運用サポート

テラハクの予約サイト連携

こちらは実際に宿坊として稼働した後の料金です。月額設定となっていますが、主なものは予約システム上の価格・在庫管理です。

テラハクの売りの一つは、サイトコントローラーが充実していることです。これは何かというと、複数の宿泊サイトを横断して予約管理できるシステムです。

簡単な例で述べると、とある宿坊の客室が3室あるとします。そこに予約サイトAから、来週の火曜日に1件予約が入ります。続いて同じ日に予約サイトBからは予約が2件入ります。するとAB両方のサイト(もしくはその他のサイトも含めて)、満室表示に切り替わるというものです。

この予約管理を手動で行なうと、毎日毎日ものすごい手間が発生します。さらにちょっとしたタイミングでダブルブッキングも起こりやすく、クレームにつながることもあります。

その意味では、うちは電話でしか予約を受けないというバリバリ硬派な宿泊施設以外、このシステムは必須となってきていますが、テラハクではしっかり完備しています。

また、予約管理や提携サイト対応なども行われ、これらを合わせたシステム使用料が3万円/月となっています。

同様のサービスは他では5万円くらいかかるとのことで価格メリットも見込める部分ですし、今回のスタートプランの目玉として半年無料に設定されているため、オープンから軌道に乗せるまで腰を落ち着けて進めることもできます。

テラハク管理システム

その他にはオプション的なものになりますが、

・お客様対応(日、英、中、韓、タイ語)
・ハウスキーパー手配
・かけつけ警備(侵入、非常、火災など)
・あんしんステイIoT(本人確認、鍵管理など)
・通信設備(Wi-Fi)

なども付けることができます。

またテラハク保険(建物や設備などの寺社が所有する財産補償)や宿泊者賠償責任保険(宿泊者の怪我や荷物の盗難などへの補償)といった、万が一の保険も用意さていますよ。

ということで、、、

宿坊は一律全て同じ形のパッケージとして導入できるものではなく、それぞれの寺社の建物や設備、立地、さらにはお坊さんや神主さんの意向によっても運営スタイルが変わってきます。

大ざっぱに図示すると、こんな分類分けでしょうか。

テラハクチェック表

他にも様々な要因が絡むため、自分のお寺や神社にも導入できるだろうかと思われた場合には、まずはテラハクの担当者とざっくばらんに相談してみるのが手っ取り早いです。

実際に現在、お申し込みされているお寺の方とも話をしていますが、テラハクのヒアリングを受けながら必要なものが明確になり、具体的な開設に向けて一歩ずつ準備を進められているところもありますし。

ということでご興味ある方は、情報収集の意味も兼ねてテラハクのサイトをご覧いただき、事前登録を行われてみてはいかがでしょうか?

テラハク(事前登録受付中)

ちなみにほーりー(堀内)の記事を読んで登録したとコメントに書いておくと、私のところにも連絡が回ってくるのでその後のサポートなどがしやすくなります。

システム使用料無料のサービスの他にも、現在は民泊と宿坊の組み合わせがメディアなどで大注目されていることもあり、今のうちに動いておくと数年で大きな差も出てきそうです。

ぜひぜひ宿坊開設にご興味ある方、ご一緒していきましょう。

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