2024年に初詣でおすすめの寺社をラジオで語らせて頂きました
2023年も残すところ、あと一週間弱となりました。先日、今年の振り返り記事を書いて、ブログも書き納めと思っていましたが、ラジオでおすすめの初詣をテーマに語ったので、最後にその話題を書くことにしました。
出演したのはSBS静岡放送の『IPPO』です。この番組は2015年から年末に声をかけられることが多かったのですが、コロナ以降はぱったり途絶えていました。しかしここにきて今年の8月は話朱印をテーマに出演し、年末にもまた呼んでくださったりして、旅行やお参りに出かけやすくなってきたことを実感します。
そんなわけで静岡から行きやすい場所を選んでいますが、関東や関西に寺社も選んでいますので、他の地域の方も参考になると思います。
2024年に初詣でおすすめの寺社をラジオで紹介しました
品川神社(東京)
まず紹介したのは、龍が巻き付いている鳥居が印象的な品川神社です。やはり辰年ですし、徳川家康が関ヶ原の戦いの前に勝利を祈願したことでも知られ、境内には大きな富士塚があるなど、静岡県の方には親しみを持って頂きやすいかなと紹介しました。
場所も品川駅から近く(最寄り駅は新馬場駅)にあるので、新幹線でもお参りしやすいですしね。もちろん関東やそれ以外の地域にお住まいの方にもおすすめの神社です。
知恩院(京都)
二件目は京都の東山にあり、巨大な三門や御影堂(ともに国宝)が目を惹く浄土宗の総本山・知恩院です。こちらは17人の僧侶が力を合わせて撞く除夜の鐘が有名ですが、1月1~3日は事前予約により、境内案内と写経が体験できる『新年おまいりツアー』が行われます。
浄土宗は2024年に開宗850年を迎えるので、来年は宗派挙げての特別な年になります。徳川家も浄土宗を信仰していたので、この知恩院とは深いつながりがありました。
財賀寺(愛知)
ほーりーはまだお参りしたことがないので恐縮ですが、2024年に開創1300年を迎える特別な時期を迎えるお寺です。
お昇圧には重要文化財の仁王門がライトアップされ、記念事業として修復された仏像が公開されるなど、新年行事がたくさん企画されています。
浜松からだと車で1時間ほどと静岡県西部の方はアクセスが良いですし、歴史あり、建造物や文化財ありと、その他の地域の方もお参りはおすすめです。
こちらも徳川家康にまつわるエピソードが伝わるお寺で、一宮砦(いちのみやとりで)で今川の大軍に包囲された仲間を助けた時に、財賀寺の僧が祈念と道案内をしたと云われています。
静岡県の寺社
そして静岡県の寺社では静岡浅間神社(静岡市)、伊豆山神社(熱海市)、方広寺(浜松市)を紹介させて頂きました。
静岡浅間神社は静岡県ではトップクラスに初詣の参拝者が多い神社ですし、伊豆山神社は赤白二龍(せきびゃくにりゅう)という龍の神様がいて、力を合わせて温泉を生み出すと云われています。
また方広寺は開山した無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)の生誕700年記念で尊像特別拝観が行われています。参道沿いにずらりと並ぶ羅漢さんや宿坊があるのもポイントですね。
なお、この3寺社も徳川家康とはそれぞれ縁が深い場所です。特にそろえたつもりはなかったのですが、静岡県ということで気が付けばみんな徳川家康がらみになっていました。ちょうど今年は大河ドラマにもなっていましたしね。
と、いうことで、、、
パーソナリティの影島亜美さんはお寺や神社が大好きな方で、おすすめ寺社を紹介した後は初詣で気を付けるべきお参りの仕方についても話題が広がりました。
そこまで堅苦しく考えることはないと個人的には思っていますが、一年の計は元旦にありとも言いますし、神様仏様に「○○になりますように」とだけお願いするより、「私は××をするので見守ってください」と自分自身に誓いを立てるとよいのではと語ってきましたよ。
そんなわけで今回は少し静岡びいきでしたが、他にも日本中でお正月は様々な行事が行われます。そしてお住まいの近くにある寺社は日常も見守ってくださいますので、そちらにもお参りされるとよいと思います。
あとは千葉県市川市の本光寺と、埼玉県川越市の川越八幡宮では、スマホからお坊さんや神主さんが出てきてお話しが聞ける話朱印も頂くことができますよ。こちらもおすすめです。
皆様もぜひ、新年は新たな気持ちでお参りに出かけてみてくださいね。