日本を熱量で多言語紹介。海外向けメディアのMATCHAは寺社の可能性を開きます。
一緒にセミナーを開いたり、以前からお世話になっている人気ブロガーの青木優さん。世界一周をテーマに様々な活動をされている方ですが、今年新たに立ち上げたMATCHA(マッチャ)が半年でぐんぐん伸びているので紹介致します。
MATCHAとは日本に来る海外からの旅行者向けウェブメディア。現在、日(日本語、やさしい日本語)、英、中(繁体字、簡体字)、韓、インドネシア語、タイ語に対応し、日本情報を多言語で発信しています。
そしてこちらは多くの方に見られて規模が拡大中。2014年2月に公開を始めて約半年で世界174ヶ国からアクセスされ、全体で月間60万PV超(月に20万人くらいが訪問)のサイトへと成長しています。
他にもfacebookいいね数は9000人を超えるなど、飛ぶ鳥を落とす勢い。東急ハンズの紹介記事を手掛けたり、堀江貴文さん(ホリエモン)がプロデュースした一流料理店紹介サイトTERIYAKIとコラボレーションしたり。Googleとの共同イベントを企画したり経産省や観光庁などにもお呼ばれしています。
そもそもこのMATCHA。青木さんの豊富な国外経験で感じた、海外の方に日本の良さはほとんど伝わっていないという問題意識から生まれています。特に言語による壁は高く、
・日本人から見たら、え? と思えるような部分でつまづくことが多い。
・少ししかない貧弱な(日本語以外の)情報に、食い入るように見入っている。
など、興味は持たれているのに提供している情報がまったく追いついていない。そこで生まれたのがMATCHAということでした。
↑MATCHA代表の青木優さん
そしてメディア運営の中で、青木さんが特に強調しているのが熱量です。例えば海外の方にもよく知られている清水寺。MATCHAではこうした観光スポットを、人気があるからと言って取り上げることはしません。それぞれのライターが心から楽しいと思うもの。本当に伝えたいと感じたことを記事化していきます(なので清水寺についても、一日でも二日でも語れる方がいれば記事にしていきたいとのことでした)。
また、外国の方にとって、率直にあれば便利な情報。例えばSuicaの使い方や、牛丼の食べ方なんていうハウツーも細かく載せています。
私自身、この活動には非常に共感を覚えます。日本の観光情報は非常に画一的です。以前にも紅葉の時期にみんなで京都に行く必要はないという記事を書きましたが、多様な情報が流通することにより、人の動きは大きく変わっていきます。
宿坊研究会を運営してきて15年。私も宿坊や座禅・写経など、それまで一般の人にはほとんど知られていなかった旅の形に火をつけた自負はあります。その経験から言っても、こうした人気があるからではなく「日本が好きだから」という感覚で情報を発信することは非常に大切だと感じています。
そして青木さんのすごいところは、ご自身が世界一周の旅を続けて、慣れない環境で必要となるものは何か、何があると便利かを熟知しているところです。その感性がMATCHAには大いに生かされています。さらにその青木さんの熱量とビジョンに賛同された多くのライターや翻訳者なども、MATCHAには集まっています。
今回、もしも海外の方に向けて多言語で一気に寺社の紹介(一つの寺社でも、エリアでまとまってなどでも大丈夫です)をしたい方がいれば、ぜひ私までお気軽にご連絡下さい。
多言語展開するにあたって目安で数十万円(記事の規模や内容によりますが)が必要となるため、決して敷居の低いサービスではありませんが、上記の通り単なる広告サイトではなく、実際にライターが綿密に取材をした上で熱量を持って記事化していく形になります。
まだ有名観光地ですら多言語情報が非常に少なく、これから国策としても海外からの観光客を誘致していく現状をみれば、今のうちに海外からの情報導線を作っておくことは非常に大きな資産となります。ひょっとしたら5年後には、日本に来たらみんなが立ち寄る憧れのスポットになっている可能性すら秘めています。
実際にMATCHAで紹介されたお寺には海外の方が多く来られていますし、MATCHAとは宿坊研究会もいろいろとつながっていく予定ですので、もしご興味ありましたらぜひよろしくお願い致します。