ほーりーがポケモンGOを肯定できないのは、ほーりーの頭が悪いから
世界が熱狂に包まれているポケモンGO。いよいよ日本でも配信が始まりました。
そしてお坊さんや神主さんが友達の大半となっている私のフェイスブックも、今日はポケモンの話題ばかりです。
それでニュースにもなっているのは、お寺や神社でのポケモンGOは禁止すべきか否かですね。
Yahooのトップページにも『ポケモンGOを出雲大社が禁止した 国内外のこんな場所でも』という記事が出ています。
ついに日本に上陸したポケモンGO。トラブルを防止すべく、禁止や注意を呼びかける貼り紙があちこちに現れている。
ほーりーがポケモンGOを肯定できないのは、ほーりーの頭が悪いから
こんなことを言うと常に「寺社を開いていけ~」と言っているほーりーらしくないと思われるかもしれませんが、私は今のところポケモンGOを寺社に積極的に取り入れるのは否定派です。
なぜならポケモンというゲームを目当てに寺社に足を運んだ人と、お寺・神社の価値観がクロスするポイントが見つからないからです。つまりポケモンを探して足を運んだら、いつの間にか寺社が好きになって手を合わせていたというストーリーが思いつかない。
もちろん、私も子供の頃には近くのお寺や神社でクワガタ取りしていましたし、それが寺社旅研究家になった人格形成に影響していないとは言い切れない(というか、明らかに好意を持ったきっかけのひとつではある)ので、トラブルを起こしたくないから短絡的に禁止とするのはどうかとは考えています。
ただ、ポケモンに関して言えば任天堂という企業がでかすぎて、寺社から取れるアプローチが限られている気がするのです。
たとえばお寺や神社に行くと寺社由来のポケモンが多く出てきて、仏教や神道もいつの間にか学べてしまうとか。
本堂などで手を合わせることで、出てくるポケモンが変わるとか。
お寺や神社の重要な式典中などは、ポケモンが出ないようにコントロールできるとか。
ポケモンGOがこうした一つ一つのポータルに合わせたきめ細やかな対応が取れるのであれば、積極的に導入していく意義はあると思います。
なんてことを考えていたのですが、宮崎神社のポケモン注意書き。これがめちゃくちゃリツイートされていますね。
日本でもポケモンGOが配信開始しました。
なので宮崎神社でも早速、注意書きを掲示しました。
ポケモントレーナーのみなさん、マナーを守って楽しくポケモンゲットだぜ!!!#ポケモンGO #東広島市 pic.twitter.com/0QwRIpBLsq— はるネギ (@sadaharu7) 2016年7月22日
こういうのを出せる人は、めちゃくちゃ頭いいなと思うわけです。ポケモンが実は神様の使いかもなんて、子供たちにはとても夢のある話です。現代のサンタさんみたいなものだと思えば、大人になって良い思い出にできますし。
お坊さんや神主さんが子供たちと一緒にポケモン楽しんで、そこで仏教や神道についても語っていけば良いんです。「ポケモン禁止」と頭ごなしに言う寺社に、子供たちが親しみを持つはずなんてないですしね。寺社から取れるアプローチ、あった!
まだまだほーりーは、頭が固いと思いました。まあ、なんにせよ、まずはポケモンGOやってみないとアイディアも出てこないですね。いじってみよう。