震災から2年。ほーりーが感じたこと。
2年前の今日。日本中が文字通り、大きく揺れた一日。
東北や福島の方などに比べれば大した話ではありませんが、
当時住んでいたマンションには壁に大きな亀裂が入り、
地震というものの怖さ、自然界の力に恐怖を感じた一日でした。
私が昨年に寺社旅研究家として独立したのも、この地震は大きく影響しているように思います。
地震の後で様々な情報が交錯する中で、
自分は本当に社会の中で役に立っているか、今の自分にできることは何か。
何も出来ない自分を見つめながら、そんなことを考えていました。
2年たっても何かができるようになったわけではありませんが、
自分の未来にすべてを賭けて挑戦しようと選択したのは、
あの押し寄せる津波の光景と無関係ではありません。
2年前の地震と同じ時間が過ぎても何かが変わるわけではなく、
2年間の小さな一歩の積み重ねだけに希望を託したくなる一日。
今日はこの2年の歩みを確かめ、来年の今に同じく希望を託せるように、
そのときを黙祷して迎えたいと思います。