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樹木葬はお寺のご近所さん達からも、好かれやすいとデータが示す

樹木葬(島津山庭苑)

 コロナ禍によって家に封印されている魔王ほーりーですが、おかげさまでいろんなことをのびのび研究しています。そしてそのテーマの一つがお墓です。

 お寺の樹木葬を開発しているアンカレッジの顧問を務めて5年が経ちますが、知れば知るほど深い世界です。そんなわけでパワーアップを図ろうと、最近またいろんなデータを読み込んでいます。

 そして今回はお墓に関する調査から、樹木葬が他のお墓と比べて一般の人にどのようなイメージを持たれているかが見えてきたので、まとめてみました。

霊園は伝統的な和型より、緑豊かなお墓がいい

 各地の市町村では、お墓に対する住民アンケートが行われています。そしてそれらを横断してみると、共通した質問が目に付きました。その中で面白かったのは、新たに墓地を開発する場合にはどのような墓地が好ましいかというものです。

 それらを以下に見てみます。

埼玉県さいたま市のお墓アンケート

 埼玉県さいたま市では、『さいたま市墓地に関する市民意識調査報告書(pdf資料)』の中で、「公営墓地を計画するとしたら、どのような墓地にすべきか(複数回答可)」という質問がされています。その結果は、以下の通りです。

埼玉県さいたま市のお墓アンケート

「豊かな緑に囲まれ散策や憩いの場として利用できる公園の機能を持った墓地」に最も多くの回答が集まり、「災害時等の防災面を考慮した緑地やフリースペースとしての機能を持った墓地」も3位に入っていました。

 これは公共霊園なので、アンカレッジが開発しているものよりは大規模なものが想定されていると思いますが、樹木葬が念頭にあるのは間違いないでしょう。

 一方でお墓と聞いて多くの方がイメージする「日本の伝統的な和型墓石を中心とした墓地」は、あまり人気が集まっていない様子がうかがえます。

神奈川県横浜市のお墓アンケート

 神奈川県横浜市では、『横浜市墓地に関する市民アンケート調査(pdf資料)』が公開されています。

 こちらも「市営墓地を計画するとしたら、あなたはどのような墓地にすべきとお考えですか(複数回答可)」という質問があり、さいたま市と同様の結果になっていました。

神奈川県横浜市のお墓アンケート

茨城県龍ヶ崎市のお墓アンケート

 茨城県龍ヶ崎市の『墓地に関する市民アンケート調査報告書(pdf資料)』では、上記2つよりもう少し踏み込んだ、お墓への意識が読み取れます。

 自宅の近くや隣接地に墓地ができることになった場合の賛否についての設問があり、「条件次第で賛成」が最も多い37.9%となっていました。

 そしてこの「条件次第で賛成」と答えた方のみ、どのような条件であれば賛成かを聞いた答えが以下のグラフです。

茨城県龍ヶ崎市のお墓アンケート

 家のすぐ側でも「緑地や広場などがあり、外観が公園のようなもの」であれば、賛成という方が多数です。これは購入したいお墓という質問ではなく、生活圏内に作られても許容範囲なお墓は何かが伺える点で画期的です。

 また、明らかに不人気なのが「寺院等の隣接地である」ですが、お寺のお墓ってやはり怖い、暗いと思われる方が多いですしね。その分だけお寺の樹木葬にはイメージの払しょく効果が見込まれます。

神奈川県相模原市の市営墓地の在り方の検討

 神奈川県相模原市では、アンケートではありませんが、「相模原市市営墓地の在り方検討委員会」の報告書が公開されていました。

 こちらでは景観、環境への配慮として、以下の二つが述べられています。

 (1)景観への配慮-相乗効果のある空間利用-
  ・墓地と公園が共存し、相乗的に機能を発揮する空間利用が求められ、その一例として樹木型墓地が考えられる。
  ・景観的にも優れ、人々に安らぎを与える墓地形態の導入について配慮する必要がある。

 (2)環境への配慮-公共空間としての緑地機能の付加-
  ・自然環境の豊かな公園的な墓地とすることにより、広域的な緑のネットワークや緑の拠点としての機能を併せ持つことが望まれる。
  ・これからの墓地は、基本的な機能や雰囲気を確保しつつ、訪れる人が安らぎ、憩い、くつろげる空間としての機能を併せ持つことが望まれる。

 有識者が集まる検討委員会でも、緑豊かなお墓が周辺への配慮になると結論付けられていました。

ということで、、、

 上記で挙げた他にも複数の市町村データを見てみましたが、「緑にあふれた」「自然豊かな公園」「安らぎ、憩える場所」というキーワードが垣間見られ、都心部や地方問わず結果はほぼ共通していました。

 この結果を見る限り、お墓購入を検討されている方にはもちろん、お寺周辺にお住まいの方との関係を良好に保つ上でも、従来型の和型墓石を拡張していくより樹木葬を新設した方が有効と言えそうです。

 実際にアンカレッジの樹木葬もオープンした時、通常の和型墓石のお墓をお参りされていた檀家さんも、墓地全体が明るくなってよいと仰られていましたし。

 樹木葬が社会的に伸びている要因として、周辺住環境への影響も理由の一つにあるのかもしれません。こんな結果が見えてくると、樹木葬をおススメする立場としても、ますます力が入ってきますね。

 お寺の樹木葬についてご興味ある方がいましたら、以下の記事もご覧ください。

駐車場3台分の土地で1億円以上の大ヒット。お寺の樹木葬を改めて紹介

 また、もしも樹木葬について個別に相談したいなどあれば、以下に問い合わせフォームもありますので、お気軽にご連絡下さいませ。

樹木葬問い合わせフォーム

 

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樹木葬(島津山庭苑)

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