1. TOP
  2. 01.ほーりーの活動記
  3. 08.その他の活動記
  4. 2024年の振り返り。ほーりーは今年も寺社旅活動を満喫しました

2024年の振り返り。ほーりーは今年も寺社旅活動を満喫しました

 2024年も残りわずかとなりました。クリスマスが過ぎてツリーやイルミネーションが撤去されると、途端に年末感が出てきますね。

 今年は宿坊研究会が25年目のシーズンに入り(来年の5月で25周年!)、あちこち出かけていろんな方にもお会いして、寺社旅活動を楽しんできました。そんなわけで2024年がどのような年であったかまとめつつ、振り返ってみます。

コロナが落ち着き、宿坊が活況を迎える!

 宿坊にとって、今年は去年に続いて大きく輪が広がった一年でした。やはりコロナが落ち着いて自粛ムードが撤廃されたり、海外からの旅行者が増えてきたことが後押しです。

 ほーりーが関わった中では、山口県の二尊院が宿坊二号棟となる『離れ』をオープンさせました。

二尊院の宿坊『離れ』ベッドルーム

 二尊院は本州の最西北端、端っこも端っこというすごい位置にあるお寺ですが、秘境の宿坊として田立住職と一緒にチャレンジを続けています。

 山口県・二尊院の宿坊が増設され、二号棟の『離れ』が誕生しました

 また春から夏ごろにかけて、時事通信で宿坊の魅力を紹介する連載コラムを書かせて頂きました。こちらは地方新聞を中心にあちこちに配信されています。どこにいつ掲載されたか、全容は時事通信の方も把握できていないようですが、私が聞いた範囲では、釧路新聞、苫小牧民報、陸奥新報、静岡新聞、山口新聞、四国新聞には載っていました。

 いろんな方から読んだよとご連絡頂いたので、そこそこ反響はあったと思います。

 他にも宿坊研究会は地道にコンテンツを増やしたり、いろんな取材を受けたりもしました。あとはお寺ステイさんのイベントに岐阜県高山市まで取材に行ったりとか。

 コロナ禍中は散々な目に合っていたので、宿坊巡りを楽しむ方がこれからまた増えてくれたら嬉しいですね!

寺社コンからは今年も幸せなカップル・夫婦が誕生しました!

 寺社好き男女の縁結び企画『寺社コン』は、22回開催しました。こちらはコロナ禍以降、規模を縮小させつつ行っていますが、お付き合いが始まったり、結婚されたりと幸せなご報告を頂いています。

 下はみんなで豪徳寺にお参りした時の招き猫の前で撮った写真です。良縁コイコイと手招きです。招き猫のかわいさと私の落差がすごいけど。

豪徳寺の招き猫

 そして寺社コンが提携している結婚相談所のブライダルチューリップさんでも、また成婚者が出ていました。そして寺社の縁結びさんとは、来年2月にお坊さん婚活を開催する予定です。すでに女性からのお申し込みはたくさん来ているため、あとはお坊さんへの声掛けを頑張らないといけませんね。

 そんなわけで婚活されているお坊さんがいましたら、よろしければ下のリンク先をご覧くださいませ。

 正慶寺でお坊さんとの婚活コン(東京)

アンカレッジの樹木葬は、新規オープンや区画拡張が続く

 ほーりーが顧問を務める霊園会社・アンカレッジですが、今年は鎌倉の安国論寺で、新たに樹木葬庭苑がオープンしました。

 こちらは日蓮聖人が『立正安国論』を記した、歴史の教科書にも出てくるような場所です。まさかこんなお寺で樹木葬がスタートするとは驚きました。

安国論寺の樹木葬開眼法要

 また他のお寺でも新区画が売り出されたり、造営が始まったりなど販売は好調です。樹木葬も昔に比べれば多くのお寺や霊園などで造られていますが、需要も広がっていますしまだまだ伸びていく分野と思います。

 先日は『樹木葬導入への初期負担を抑える、アンカレッジの3つの施策』という記事も書きましたが、もしも樹木葬墓地について相談したいというお寺さんがいましたら、お気軽にご連絡ください。

 それとちょっと変わったイベントとして、今年は『墓じまいシンポジウム』にも登壇させて頂きました。『介護終活番組ツナグワラジオ』の公開収録を兼ねたもので、パーソナリティの村岡マサカズさん&いつもお世話になっている円東寺の増田俊康住職とでトークしてきましたよ。

 心を安らかにするためのお墓が、心配や不安の種になっては本末転倒

 墓じまいを単純に推奨するものではありませんが、お墓は心安らかに過ごすためにあるものなので、よい付き合い方をしてほしいと語ってきました。

寺社活性をテーマにした執筆&講演

真言宗北海道教師会でのほーりー講演

 今年新規で作成した講演タイトルとしては、『お寺を待ち受ける6つの黒船』があります。こちらは曹洞宗青森県布教師会さんからコロナ禍後のお寺活性策を話してほしいというご依頼があり、制作しました。

 内容は社会がどのように変化していくかの予測と、それがお寺にどう影響するかをまとめたものです。『6つの黒船』という言葉を使っていますが、お寺にとっては追い風になるものでもあります。

 またその他では、他のお坊さん研修会で『お寺を盛り上げる7つのアクション』を講演したり、山口県の専門家派遣事業で地域活性講師をしたり。あとは上にも書いた墓じまいシンポジウムにも登壇しました。

 執筆は月刊住職での連載が8年目に入っています。こちらも御朱印やお寺の女性、生老病死についてなど、ほーりーアンテナに引っかかったテーマから述べさせて頂きましたよ。

久しぶりにオンライン飲み会『忘月会』復活

ふぐの卵巣サブレ

 コロナ前まで毎月末に定期的に行っていた『忘月会』。オンライン飲み会が流行り出してから、(へそ曲がりなので)中止していましたが、そろそろ下火になってきたので再開してみました。

 まあ、ほーりーはほとんど家呑みしないので、台所の一画を占めていた頂き物のお酒を活用しようという目論見もちょっとあります。

 この忘月会でではお寺や神社の話をゆる~くしていましたが、ビジネスの話が出てきたり、葬儀をきっかけに親族が仲違いしてしまった話など真面目な話もいろいろ出てきました。

 あとは禁断のグルメ、ふぐの卵巣サブレを披露したり。石川県の名物で、3年かけて毒を抜いて食べる珍味です。オンライン飲み会だと倒れても画面の向こうから助けてもらえないので、ドキドキしました。

その他の活動

 ここまで書いた以外の活動としては、しゃべるご朱印『話朱印』は少しずつ仲間を増やし、海外の方に宿坊や寺社をアピールする活動を始めたり、いくつかの企業の事業相談を受けたりもしていました。

 他にはちょっとイレギュラーですが、小学生柔道チームのウェブサイト制作も行ったり。

 あとは知り合いが行っている寺社イベントにも出かけたり、楽しく遊ぶことも多かったです。

と、いうことで、、、

 ちょうど先日、月刊住職の記事に『ジャネの法則』について書いていました。これは子どもの頃と大人になってから感じる時間の速さは異なるというもので、多くの方も身に覚えがあるかもしれません。

 たださすがに小学生の頃と同じようにとは言わないまでも、毎日新しいことに取り組んだり、未知の情報にふれていると、その分だけ濃密に時間を感じることができます(『充実時程錯覚』とも呼ばれます)。

 そんなわけで人生をよりたくさん楽しみたいほーりーとしては、今年はとても満足いくものでした(もちろん大変なことも、多々ありますが)。そして来年もたくさんの刺激を得ながら、寺社旅を楽しめたらと考えています。

 もちろんこれは私一人でできることではありません。お世話になっている皆様のお力があってのことです。2025年もまた、みんなで良いものにしていけますように。

 そんなわけで皆様。良いお年をお迎えくださいませ!

\ SNSでシェアしよう! /

ほーりーの旅ブログの注目記事を受け取ろう

豪徳寺の招き猫

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ほーりーの旅ブログの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 「審査員特別賞」受賞!

  • 宿坊研究会オリジナルバッグ

  • 縁結び寺社の本を出します!

  • 出版社からの書籍化依頼を断り、電子書籍を発売することにした6つの理由

  • 震災から2年。ほーりーが感じたこと。

  • 真宗王国と呼ばれる北陸でも、お寺離れの危機意識は強まっている