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心を安らかにするためのお墓が、心配や不安の種になっては本末転倒

墓じまいシンポジウム

 先日、千葉県の流山おおたかの森駅前で行われた『墓じまいシンポジウム』に登壇しました。こちらはまえばしcityエフエム『介護終活番組ツナグワラジオ』の公開収録を兼ねており、日替わりゲストとしての参加です。

 一緒にお話ししたのは、パーソナリティの村岡マサカズさんと、会場のすぐ近くにお寺がある円東寺の増田俊康住職です。なお、他の日のゲストやイベント内容は以下の告知記事に書いていますので、よろしければご覧くださいませ。

 人口増加率1位の千葉県流山市で、墓じまいシンポジウムに出演します

 そんなわけでゲストの中で、ほーりーは唯一の非僧侶でした。霊園会社アンカレッジの顧問でもありますし、お坊さんとは異なる立場でお話しさせて頂きましたよ。

 まあ、真面目なテーマではありますが、天気もうららかで基本的には気軽なトークイベントです。大道芸人でもある増田住職のバルーンハットが目立っていたので、来られた方の記憶にはそこが一番残っているかもしれません。

墓じまいとは何か?

円東寺の樹木葬庭苑

 今回のテーマは墓じまいです。対象は駅前を歩いている方(終活関連のイベントも一緒に行われていたので来場者も含む)と、ラジオのリスナーです。なのでそもそもお墓とは何か? という根本的なところから、話はスタートしました。

 これは前日にお話しされた能蔵院の守祐順住職や増田住職が語られていましたが、お墓は「土地」「墓石」「お骨」で構成されています。墓じまいとはこの3要素をどう整理するか、ということでもあるわけですね。

 そして混同しやすい部分が、土地と墓石です。「お墓を買う」とは言いますが、土地は借りている状態です。このため自分が所有している「墓石」を撤去して「土地」は管理者にお返しします。

 また最後に残った「お骨」は、別のお墓を建てて引っ越す(改葬)こともあれば、合祀墓に移したり手元供養や散骨などで、お墓自体はなくす(廃墓)形もあるでしょう。

 『墓じまい』は流行り言葉になっていますし、定義もかっちり固まっているわけではありませんが、専門家でなければ上記のようなざっくりとした認識があればよいと思います。

墓じまいで気を付けること

 そしてトークの中で盛り上がったのは、墓じまいで気をつけたいことです。そもそもお墓の購入時の大きな検討項目として「場所」と「金額」がありますが、これはお墓の引っ越しにも当てはまります。

 ただし墓じまいの場合は新規でお墓を購入する場合と異なり、今までのお墓を更地にする費用も必要になります。会場からは見積もりを取ったら数百万円と提示され、高すぎるのではという話が出てきました。

 これはどんなお墓か詳しく述べられなかったので妥当性は判断できませんが、それでも一般的なお墓であれば確かに高い金額です。指定業者が決められていることもありますが、可能なら相見積もりを取るとよいのではという話になりました。

 また家族や親せきの間で相談せずに進めてしまった末のトラブルや、高額な離檀料を吹っ掛けられたという出所不明なメディアの情報に踊らされないようにという話もしています。欲深いお坊さんとか義憤に火をつけるには格好の材料ですし、取材しなくてもその辺に転がっている話をつなぎ合わせればコストゼロで書けますしね。

 すべてが嘘ではありませんが、墓じまいは社会の潮流でもあるので、面白おかしくネタにされることも少なくありません。なので必要以上に恐れず、専門家に相談することも一つの方法と言えるでしょう。

ということで、、、

 バルーンハットをかぶったほーりー

 墓じまいはイエスかノーか。たぶん、多くのお坊さんにとって、積極的にイエスとは言いにくい質問と思います。実際にほーりーとしても、どんどんやろうと勧めるつもりはありません。

 ただ私が最後に強調したことですが、お墓は心安らかに過ごすためにあるものなので、それが心配や不安の種になってしまっては本末転倒です。

 先祖代々のお墓を終わらせるとなれば、罪悪感を持つ方もいるでしょう。ただそれは前の世代と生活環境が一気に変わったために突きつけられた道なので、ご先祖様をないがしろにしているとか、必要以上に責める必要はないと思います。

 なので管理できずに放置してしまうくらいなら、生活や人生設計に合わせてお墓の形を新しくすることは、むしろ故人にとっても良いことでしょう。先祖代々のお墓だってお殿様の家系でなければ、そんなに昔からあったものでもありませんし。

 あとは墓じまいはお寺にとっても大切になるという話題も書きたいですが、長くなるのと今回の記事内容とは毛色が少し異なるので、また次の機会にということで。基本的には墓じまいせずに放置されると、将来とても大変になるという話です。

 ということでお墓とはよい付き合いをしていきましょうと、そんな話をしてきたシンポジウムでした。

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