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エンディング産業展は、良くも悪くも限界が近づいている

エンディング産業展のテープカット

今年もお墓や供養、終活関連の企業が集まるエンディング産業展に参加してきました。ほーりーはここまで5年連続7度目(2回の大阪含む)に全て登場! 皆勤賞を継続中です。

会場では3日間とも顧問を務める霊園会社・アンカレッジのブースにいたわけですが、せっかく長い時間いたので、ふらふら会場を歩きながら、この業界の方向性を観察してきましたよ。

エンディング産業展は、良くも悪くも限界が近づいている

今回、会場にいて感じたことは、エンディング産業展はある意味で成熟期に達したなということです。良く言えば初期の混とん状態を抜けてこなれてきましたし、悪く言えばその分マンネリ化してきました。

想像より早かったというのは正直な感想ですが、産業展ってもともと新商品のお披露目の場でもあるんですよね。

ですがお墓や供養なんて、新たなものがバシバシ出る領域ではありません。技術革新は日進月歩で進んでも、思想や習俗のアップデートは容易でないわけです。

そのため突飛なものが淘汰され、手堅いものが着実に勢力を伸ばしている印象があります。去年、以下の記事を書きましたが、細かなところで差はあれど、イメージ的には似た感じです。

エンディング産業展に皆勤賞のほーりーが、今年感じた6つの変化

そこで今年のエンディング産業展で感じたことを、改めて以下にまとめます。

2019年のエンディング産業展で、ほーりーが感じた変化

B to Bに舵が切られた

今回、エンディング産業展の方針に、変化がありました。それはB to B(ビジネス to ビジネス = 企業間取引)の場に強く舵が切られたことです。

もともと産業展なわけですし、エンドユーザーはそれほど対象ではありませんが、去年までは「一般」という区分で誰でも入ることができました。しかし今回はこの「一般」区分が消滅しています。

このため以前は目立っていた会場をぶち抜くような巨大な展示は減って、あくまで商談がメインの場になっていました。

またこうした影響もあったのか、会場に来られた人も去年より減っています。

エンディング産業展の来場者数

上記はほーりーがグラフ化したエンディング産業展の推移ですが、来場者数は初年度並みまで落ちたようです。まあ、来場者の属性を絞ったので、主催者サイドでは想定のうちかもしれません。

ただ今年は大阪開催も取り止めになっているので、その分東京に集中したところもあるでしょう。ほーりーの知り合いでも関西より西側の方も足を運ばれていましたし。なのでその分も加味すると、少しさびしい結果と言えそうです。

お坊さんブースが減った

真宗大谷派のブース

ほーりー的に気になることの一つは、会場にどのくらいお坊さんがいるかです。しかしなんと期待していた「お寺の未来さん」のブースが、今回はありませんでした。

いやー、まいった。事前に書いたブログ記事にも、お寺の未来さんが登場するので遊びに行こうと宣言していたのですが。関係者に聞いたところ、エンディング産業展のパンフレットに載っていたのは単なるミスだったとのこと。

なんとー! このほーりーのワクワクをどうしてくれようか。

また、今回は浄土真宗本願寺派のブースも設置されませんでした。目立ったところは真宗大谷派くらいですね。出展検討とお聞きしていたとある宗派も、結局出なかったな~。

とは言え、ブース出すのもタダじゃないですし、もともと産業展という性格上、お坊さん達が(売り物もなく)想いだけでPRというのも限界があります。

業界の人ばかりが集まるエンディング産業展にブースを出すなら、もうちょっと良いお金の使い方もあるでしょう。この辺は仕方ないかなと思うところです。

ちなみに真宗大谷派ブースの担当者の方にお聞きしたら、去年より企業との出会いを意識したプロモーションに変えたと仰られていました。

お坊さん来場者は多数いた

お寺関連のブースは減りましたが、お坊さんの来場者は多数いました。ここはアンカレッジとしては大切なので、ありがたいところです。

そして今年のアンカレッジブースは、こんな外観でした。

エンディング産業展のアンカレッジブース

去年までの樹木を押したデザインを変えて、今回は「お寺の」という言葉が前面に出ていました。これによって去年より、お坊さんが足を止めてくださる確率が増えています。

社長に聞いたら、社内では見た目がちょっと、、、と言う意見もあったようなのですが、かっこよさはともかくお坊さんを引き止められるなら、機能的には悪くなかったとほーりーは思っています。

次世代僧侶オブザイヤーは、かなりぐだぐだ

次世代僧侶オブザイヤー

ほーりーが今回、楽しみにしていたイベントの一つ。『次世代僧侶オブザイヤー』ですが、これはもうやばいほどにぐだぐだでした。

なんと、エントリーした8人のうち、法事などが入って4人欠席。お坊さんのイベントなのでしかたないかなと思う部分もありますが、学級閉鎖するかと思いましたよ。主催者側の心痛がしのばれます。

ほーりーが応援に行った大道芸僧侶・PRINCOちゃん(円東寺の増田俊康住職)もいないし。やっぱり、あれですよ。お坊さんは宿坊と仏前結婚式を広めた方が、計画通りにイベントに出られるのでいいっすよ。

ただまあ、登場されたお坊さん(と、神主さん)は面白かったですし、個人的には前から気になっていた、TERA Energyの竹本了悟さんの話が聞けたのも良かっです。

TERA Energy 竹本了悟さん

ペット関連のサービスが多様化した

ここまでなんとなくマイナス方面の話ばかり出してしまったので、プラスの話題もひとつ。今回はペット関連のサービスが多様化していました。

ペットの終活

大まかに見ればデザインにこった骨壺とか、遺骨のジュエリー化、終活など、これまで人間向けにあったものを横展開させたものが多く、一つ一つにインパクトがあるわけではありません。

ただ逆に言えば、目立つものがなくても広がっているのは着実な需要があるということなのでしょうね。

アンカレッジもペットと入れるお墓はずっと行っているので、供給サイドの激化には対応していかないといけないでしょう。

ということで、、、

軽の霊柩車

その他に目に付いたものでは、軽自動車の霊柩車とか、移動型の祭壇など、機能性重視の展示がありました。この辺も私の周りでは話題になっていましたよ。

ともあれ、ここまで大きな成長を遂げたエンディング産業展ですが、何度も来ている人には飽きが出始めているのも事実です。前に見たから、もういっか~という感じでしょうか。ここからもう一歩、新たなビジョンを描けるかというのが、エンディング産業展の課題なのかもしれません。

アンカレッジにとっても、宿坊研究会にとっても、いろんな出会いをもたらしてくれる場なので、これからも頑張ってほしいところです。

このまま失速という未来も十分ありえそうなので、応援メッセージを上げておきます。

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